いぼ痔…というワードを聞くだけで、恥ずかしいと、一人で密かに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんないぼ痔に関して、このような悩みを抱かれている方も居るのではないでしょうか。
いぼ痔ってどうやってできるの?
肛門科なんて恥ずかしくて絶対行きたくない!自宅でこっそり治す方法は?
いぼ痔を予防する方法ってあるの?
どんな人がいぼ痔になりやすいの?
実は、「いぼ痔」で悩んでいる人は、男女問わず意外と多いという現状をご存知でしたか?
生活習慣や洋式トイレの普及により、日本人は特に痔持ちが多いと言われていますので、全く恥ずかしがる事では無いのです。
お尻の病気の疾患の中でも、いぼ痔をはじめとする痔は、90%以上を占めているそうです。
いぼ痔で悩んでいる人は、「それほどでもないから」「病院に行くのは恥ずかしい」といって、放置することが多いのですが、悪化してしまうと手術しないと治らなくなってしまいます。
また、肛門ポリープといって内痔核の上側にポリープが出来てしまう事もあり、将来的にそのポリープが癌化してしまう可能性すらあるのです。
このように、放置し過ぎると怖い病的要因にもなり得る「いぼ痔」ではありますが、実は、いぼ痔は食生活や生活習慣の改善ひとつで自宅で簡単に自然治癒することが可能なのです。
当ページでは、いぼ痔を自宅で自然治癒する20の方法を具体的に解説しています。
長年悩まされているいぼ痔とこれで縁を切ることができますので、ぜひ、参考にしてください。
目次
- 1 いぼ痔の原因
- 2 いぼ痔の症状
- 3 いぼ痔を自宅で自然治癒する20の方法
- 3.1 便通を良くする
- 3.2 肛門括約筋を鍛える
- 3.3 ボラギノール注入軟膏を活用する
- 3.4 有酸素運動を取り入れる
- 3.5 同じ姿勢や座りっぱなしにならないようにする
- 3.6 ドーナッツ型クッションを使う
- 3.7 アルコールの過剰摂取を控える
- 3.8 香辛料の取り過ぎに注意
- 3.9 水分補給はしっかりする
- 3.10 清潔にする
- 3.11 ストレスをためない
- 3.12 トイレに長居しない
- 3.13 排便時には無理にいきまない
- 3.14 ウォシュレットを利用する
- 3.15 お風呂にゆっくりとつかる
- 3.16 自律神経を乱さないようにする
- 3.17 睡眠を規則正しく取る
- 3.18 体を冷やさないようにする
- 3.19 カイロを使用する
- 3.20 禁煙する
- 4 まとめ
いぼ痔の原因
いぼ痔の根本的原因、本質的原因はどこの肛門科を訪れても同じ事を言います。
それは、便秘や下痢といった排便異常が繰り返されることです。
特に、いぼ痔の場合は、便秘でいきんでしまったり、堅い便の排出が原因となっている場合がほとんどです。
つまり、便通を良くする事で、いぼ痔を治す、改善する事が可能となってきます。
物理的な原因としては、肛門のまわりにある粘膜の下に張り巡らされている静脈が壊れてしまう事が原因です。
普段はこの静脈によって、肛門の粘膜は柔らかい状態を維持しています。
そして、通過する空気や水、個体の違いを感知して、便が出るのか、おならが出るのかを選んで通す役割を持っています。
ところが便秘や下痢によって肛門に、予想外の負担がかかってしまうと、細い静脈が壊れてしまいます。
他にも、座りっぱなしの姿勢が続いたり、女性なら出産時のいきみなどでも静脈は壊れます。
すると動脈の血液が流れ込んで、静脈の戻りが悪くなり、その結果、静脈がうっ血してしまい、そのまま血豆のような状態で固まってしまいます。
このような状態で静脈が固まる事で形成される塊こそが、いぼ痔となっているのです。
いぼ痔の症状
前述した通り、いぼ痔は静脈が固まっている状態です。
内痔核と外痔核の状態があり、内痔核はトイレットペーパーで肛門をふいたときに「何か柔らかい突起物がある」程度の感覚です。
外痔核の場合は、肛門の外にこの塊ができるので、見た目にも、すぐにいぼ痔だというのがわかります。
いぼ痔の状態では、まだ静脈は固まっているのですが、これが固い便の排出などで切れると、出血します。
出血の特徴は鮮やかな赤い血液が拭き終ったトイレットペーパーに着いたり、便の中に筋状に鮮血がポタポタとたれていたりします。
出血してしまったからと言って、この状態で、切れ痔と勘違いする方々が非常に多く、いぼ痔なのに切れ痔だと言い張って病院に来院してくる人も多いのです。
いぼ痔の症状として覚えておいて欲しい事として、いぼ痔は出血します。
切れて出血するという概念から、出血したら切れ痔…と思われがちですが、実際に切れ痔は、ほとんど出血しません。
しかし、痛みがいぼ痔以上にあるというのが切れ痔の症状の特徴です。
さて、いぼ痔の症状ですが、その進行具合から第1期から第4期まであります。
第1期:ほとんど痛みはありません。出血することが多く「もしかして大腸がん?」と心配になりますが、鮮やかな赤い血液ならばほぼ痔で間違いないでしょう。
消化器系からの出血は黒っぽい色をしています。
第2期:内痔核が大きくなり、排便時に出血するだけでなく、いきんだ勢いで痔核が肛門から脱肛します。
排便が終わると自然と元に戻ります。
第3期:痔核が大きくなり、常に脱肛している状態になります。
痛みが強烈で、出血はほとんどなくなります。排便後に自然に戻っていた痔核も、指で押し込まないと戻らなくなります。
第4期:指で押し込んでも戻らなくなり、常に痔核が外に出ているため、下着でこすられたりするなど外部の刺激で常に痛みをガマンしなくてはならない状態です。
こうなると、痔核を摘出する手術を行って治す方法しか手立ては無くなってきます。
いぼ痔を自宅で自然治癒する20の方法
いぼ痔には、まれに遺伝的に肛門が狭いといったケースもありますが、食生活や生活スタイルなどほとんど生活習慣を見直すことで自然治癒することができる病気です。
そして、いぼ痔の9割以上は便通を整えることで治すことができます。
ここからは、いぼ痔を自宅で自然治癒する20の方法を具体的に紹介していきます。
便通を良くする
どの肛門専門科医に聞いても、いぼ痔を治すために必要不可欠な方法が便通を整えることです。
便秘にならないように普段から食物繊維の多い食べ物と取り入れるように気をつけましょう。
また、下痢もいぼ痔の原因になりますので、下痢になりやすいという人も要注意です。
便秘を治すために色々試したけど、食事だけではどうにならならいという頑固な便秘の方や、ストレス社会の中で下痢になりやすいという人も居るでしょう。
そこで、当メディアでは、ツイッターやフェイスブックなどのSNSやYAHOO知恵袋などの口コミを参考に、便通を整えてくれるサプリ、補助食品で今もっとも人気のあるものを探し、上位3位まで厳選致しました。以下にランキング形式を紹介、解説致します。
頑固な便秘や、下痢しやすい方でも、自然に便通を整えてくれるので、便通が悪い事で起こるいぼ痔の自然治癒には必須といえます。
是非、参考にしてみて下さい。
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また、便秘解消飲料や、ダイエット飲料、その他便通を良くするサプリによくありがちな下剤成分は一切使用されていません。そのため、お腹が痛くなったり、飲む時間を心配したりする必要もありません。
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便秘解消効果だけでなく、余分なコレステロールを吸収する働きも認められていますので、健康のためにと愛飲している方も多いです。
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肛門括約筋を鍛える
排便時に「キュッ」と肛門を締めて大便を切るという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
肛門括約筋は排便の時に便を切る時に使う筋肉です。まさに「キュッ」ってする時に使っている筋肉になります。
便をしてない時でも肛門を「キュッ」と締める動作を1日数回繰り返すようにトレーニング感覚で実践してみましょう。
仕事中でもテレビを見ながらでも気が付いたらやるようにしましょう。
このトレーニングにより肛門括約筋が鍛えられて、いぼ痔の人にありがちな排便時の出血が改善されていきます。
ボラギノール注入軟膏を活用する
出典:痔の薬 ボラギノール
「痔にはボラギノール♪」というCMのフレーズでもお馴染ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ここで大事なのはボラギノールの注入軟膏を利用するという事です。
注入軟膏は浣腸のように数センチお尻に入れて注入するタイプのため、薬の効き目が塗り薬よりも持続し、効果的です。
また便が固い場合は予めボラギノール注入軟膏をお尻に少し注入しておく事で、滑りが良くなり力まず痛まずに排便する事が可能になります。
いぼ痔、切れ痔両方に対応してます。
有酸素運動を取り入れる
運動不足の方は、食べ物や補助食品と併せて有酸素運動を取り入れることで、体内の血流が良くなり便秘解消に繋がります。
有酸素運動は腸の動きも良くなるため、便秘予防にも効果的です。
同じ姿勢や座りっぱなしにならないようにする
ずっと同じ姿勢で肛門を圧迫していると、静脈の血流が悪くなって、うっ血が進みます。
ときどき姿勢を変えたり、気分転換に動いてみたり、次項で紹介するドーナツ型の座布団を使ってみてもいいでしょう。
ドーナッツ型クッションを使う
出典:amazon.co.jp お医者さんの円座クッション ブルーグレー
いぼ痔の方には座り仕事が多い方が多いというデータもあります。
座り仕事の方は同じ姿勢が続くため、ドーナッツ型クッションを使ってお尻、肛門への負担を軽減させてあげることでいぼ痔の改善に繋がります。
アルコールの過剰摂取を控える
適度のアルコールは、血流をよくするのでいぼ痔にはいいのですが、飲み過ぎると便秘になったり、その逆に下痢になったりすることが多くなるので注意が必要です。
香辛料の取り過ぎに注意
辛いラーメンを食べた次の日は、お尻が痛くなる…なんて話を聞きますが、単なる笑い話では無く、このような経験された方は多いのではないでしょうか。
これは辛いラーメンに限らず辛い食べ物に含まれる香辛料によるものです。
排泄物として出た際にも刺激が強い香辛料の成分が残っている状態のため、肛門が弱い人はそれだけでヒリヒリします。
このような事を繰り返すと、肛門が弱ってしまい、痔持ちの人には特に良くないので、刺激のある香辛料の取り過ぎには注意しましょう。
水分補給はしっかりする
便秘の人にもっとも多いのが便が固いという事です。
喉が渇いて無くても適度に水分補給を行うようにして、丁度良い堅さの便になるようコントロールしましょう。
しかし、水分の補給のし過ぎは、身体を冷やしてしまったり、下痢の原因になりますので、ご注意下さい。
清潔にする
排便した後は、清潔を保ちましょう。
またトイレットペーパーでゴシゴシ擦ってしまうと肛門に負担がかかるので、ウォシュレトかなければウエットティッシュで優しくふくようにしましょう。
ストレスをためない
ストレスによって、排便のリズムが狂うことがよくあります。
ひどい便秘になってしまったり、急な下痢を何度も繰り返すなど、ストレスは腸への影響がとても大きいので注意が必要です。
トイレに長居しない
トイレに本などを持ちこんで、長居する人がいますが、これはお尻のためにはよくありません。
おしりを冷やすことになりますし、長い時間いきむことにもなるからです。
トイレの目安時間は3分~5分以内です。出る様子がなければ、さっさと引き上げます。
排便時には無理にいきまない
正常な時の排便というのは、ほとんどいきまなくてもスムーズです。
かたい便のときなど、無理にいきむと、便によって肛門が傷つけられたり、静脈が圧迫されやすくなります。
便意をもよおすまで、無理にいきまないようにしましょう。
ウォシュレットを利用する
清潔に保つ衛生面での目的と共に、いぼ痔の場合は排便後の冷えを予防するためにウォシュレットを使いましょう。
もちろん、お尻を清潔に保つためにもウォシュレットは必須です。
ウォシュレットが設置されていない場合は、排便後にシャワーを弱めにしてぬるま湯で洗う習慣をつけましょう。
お風呂にゆっくりとつかる
最近はシャワーで済ませてしまう人も多くいますが、やはり湯船につかって、ゆっくりと体を温めたほうが、いぼ痔には効果があります。
湯船につかりながら、肛門を締めるエクササイズもしてみましょう。
自律神経を乱さないようにする
自律神経は腸と繋がっているのです。
そのため、自律神経が乱れる事で、下痢になってしまったり便秘になってしまったりします。
最近では自律神経の乱れから下痢と便秘を繰り返してしまう過敏性腸症候群という病気も現代病として流行っています。
既に過敏性腸症候群になってしまっている方は以下の記事を参考にしてみてください。
睡眠を規則正しく取る
前項で解説致しました自律神経の件と付随しますが、睡眠をしっかり取ることで腸の動きも規則正しくなり理想的な便が決まった時間に出るようになります。
睡眠を規則正しく取り、決まった時間に柔らかい理想便を出すことを目的にしましょう。
体を冷やさないようにする
いぼ痔は静脈がうっ血して起こるものですから、血流をよくしておく必要があります。
腰から下を毛布で温めたり、使い捨てカイロを尾てい骨あたりに貼っておくといいでしょう。
冷え対策に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
>>足の冷え対策グッズ10選!冷え性予防対策はこれで決まり!
カイロを使用する
冬場や、冷え性の方は排便後のウォシュレットだけでは効果が出ない可能性があります。
その場合、最終手段として下着の上もしくは服の裏側にカイロを入れるようにしましょう。
常に肛門が暖まっている状態のため、いぼ痔の改善には効果的です。
禁煙する
喫煙は100害あって1利無しといわれている通り、腸にも良くありません。
発がん性物質も多く含まれているため、小腸や大腸にダメージを与え、動きを鈍くしてしまいますので、1日の量が多い方はまずは減らす事から始めてみてはいかがでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いぼ痔でも初期の段階では、便通を整えるだけで治すことができますし、進行してしまった状態でも、便通を良くする事で進行をとめ、手術不要でいぼ痔を改善させることができます。
当ページでは、ここまで、いぼ痔を自宅で自然治癒する以下の20個の方法をご紹介してきました。
- 便通を良くする
- 肛門括約筋を鍛える
- ボラギノール注入軟膏を活用する
- 有酸素運動を取り入れる
- 同じ姿勢や座りっぱなしにならないようにする
- ドーナッツ型クッションを使う
- アルコールの過剰摂取を控える
- 香辛料の取り過ぎに注意
- 水分補給はしっかりする
- 清潔にする
- ストレスをためない
- トイレに長居しない
- 排便時には無理にいきまない
- ウォシュレットを利用する
- お風呂にゆっくりとつかる
- 自律神経を乱さないようにする
- 睡眠を規則正しく取る
- 体を冷やさないようにする
- カイロを使用する
- 禁煙する
再三になりますが、まずは便通を良くするという事が本質的ないぼ痔の治療方法になります。
どの肛門専門医に聞いても同じことを言います。
現在、いぼ痔治癒のために、市販の薬に頼っている人も、こうした生活習慣を続けていくことで、既にいぼ痔ができてしまっている人でも、いぼ痔を悪化させない、あるいは、改善させながら最終的には自然治癒できる可能性が高くなります。
当ページを参考に、「自宅でこっそりいぼ痔治療」をぜひ試してみてください!