男女かかわりなく、デリケートゾーンの悩みは多くの人が抱えています。男性の場合は、ほとんどが「ちんこがかゆい…」ことでしょう。
ちんこがかゆくなる原因はなに?
ちんこにかゆみをもたらす性病はなに?
ちんこがかゆい時の対処法は?
人前でも、猛烈なかゆみで股間についつい手が行ってしまう。そんな恥ずかしい思いもした男性も多いのではないでしょうか。ちんこのかゆみは、男性にとって深刻です。
しかし、きちんとした知識と対応方法がわかっていれば、いつまでもちんこのかゆみに悩まされることは無くなるのです。
当ページでは、ちんこがかゆいときの原因と対処法をご紹介しています。
どうしたら、ちんこのかゆみを解消できるのか、悩んでいる人はぜひ、参考にしてください。
ちんこがかゆくなる原因
デリケートゾーンであるちんこ。恥かしいところだけに、ポリポリかく姿だけでも、とくに女性からの印象は「不潔そう」「おやじっぽい」などなど、悪いものばかりです。
ちんこがかゆくなる原因としては、さまざまなものがあります。まず、身に覚えがある人は「性病」です。
これは、かゆくなるだけでなく、排尿時に痛みを感じたり、膿のようなものが混じったりします。さらに、パートナーに感染することもあり、とくに妊娠に影響することもあるので、早急に治療が必要です。
このほかにも、免疫が落ちたことで起こるカンジタ菌の増殖、性器ヘルペスなどもあります。
また、清潔をおざなりにしていた場合にも起こります。とくに菌に感染していなくても、夏場、ちょうどあせものようになって、かゆみを生じることもあります。
男性の場合、「仮性包茎」もかゆみの原因になります。清潔にしているつもりでも、仮性包茎は、汚れをためこんでしまいます。
その汚れが原因で、カビが繁殖してしまうこともあるのです。
自分のちんこのかゆみが、どこからくるのかをしっかりと見極めて、最も適した治療法を見つけましょう。
もし、風俗などで性体験がある人は、まずは性病に感染していないかを知る必要があります。
泌尿器科に行けばすぐにわかりますが、恥かしいと二の足を踏んでしまう人は、ネットで検査キットが販売されています。それらを利用して、早めに原因を突き止めて、治療しましょう。
ちんこにかゆみをもたらす5つの性病
ちんこがかゆくなる。その原因で、最もありそうなのが性病です。
通常の蒸れなどによるかゆみとは、明らかに違うかゆみであることから、「あのときかな?」と心当たりがある男性も多いのではないでしょうか。
性病によるかゆみは、他では治すことができません。そんなときには、すぐに病院で治療を受けることが大切です。
それでは、ここからは、ちんこにかゆみをもたらす5つの性病を具体的に紹介していきます。
クラミジア感染症
症状は、ちんこがかゆいうえに、尿道から水っぽい膿が出てきます。
主にセックスで感染する病気で、現在、性感染症の中で、男女ともに最も蔓延しているといわれています。
女性よりも男性の方に顕著な症状が現れます。女性は自覚症状がないため、風俗などで男性が移されることが多いようです。
排尿のときに痛みを感じることも多く、放置しておくと、睾丸が腫れあがり、発熱することもあります。
性器ヘルペス
亀頭や陰茎などに、ブツブツができて、非常にかゆみをともなります。
ヘルペスは口や鼻などにできる「ヘルペスⅠ型」と性器にできる「ヘルペスⅡ型」があります。
「ヘルペスⅡ型」は再発しやすく、約80%の人が1年に内に再発するといわれている強いウイルスです。
淋病
淋病は、非常に感染力が強い病気です。フェラチオでも感染することがあります。
尿道からは、黄色~白色の膿が出てきます。また尿道の出口が赤く腫れるということもあります。
怖いのは、全く症状が出ないという人が約5%いるということ。感染が尿道の奥の方に進んでいき、淋菌性急性前立腺炎になり、さらに精巣上体の方に進んでいくと、男性不妊症になってしまうこともあります。
毛ジラミ
とくに、風俗で移りやすいのが毛ジラミです。毛に寄生して、卵を産み付けます。
そして、吸血するので、パンツに血の跡が残ることも。専用のシャンプーやパウダーを使って除去する事もできますが、なによりも感染力が強いので、家族やパートナーに移さないように、タオルなどの共有は絶対に避けたいところです。
カンジタ
セックスで感染しやすい病気のひとつです。男性の場合、亀頭部分に現われることが多く、かゆみや赤み、ただれ、白いカスが出てきます。
症状は比較的軽いのですが、放置すると初期段階にはわかりにくく、悪化すると他の病気も引き起こしてしまうのが大きな特徴です。
ちんこがかゆい時の対処法10選
ちんこがかゆくなると、居ても立ってもいられなくなります。仕事に集中できなかったり、習慣のように、手が股間に行ってしまったり、周りからひんしゅくを買ってしまうことも。
まずは、原因を突き止めて治療することです。性病の場合には、病院に行かなくては治りません。
それでは、ちんこがかゆい時の対処法10選を具体的に紹介していきます。
清潔にする
夏場に汗をかいたりして、不衛生にしておくと、角質層にばい菌が増えてかゆくなることがあります、汗疹のようになっているのかもしれません。
ちんこの周りは、構造が複雑なので、タオルだけでは、きれいにならないかもしれません。ていねいに皮の内側も洗いましょう。
石けんで洗い過ぎない
清潔にしなければ、と石けんでちんこを洗い過ぎるのも良くありません。たとえば、カンジタ菌のように常駐菌は、石けんには洗浄能力がなく、表面の細菌ばかりが排除されます。
そうなると、バランスが崩れてしまい、カンジタ菌だけが繁殖してしまいます。
仮性包茎を改善する
仮性包茎は、皮が完全にむけていないため、ペニスとの間に恥垢が溜まりやすくなってしまいます。
できるだけ、皮をむく訓練をするか、それでもダメな場合には、手術を考えましょう。
保湿クリームを塗る
とくに、乾燥する冬場には、陰部の皮膚が乾燥することで、かゆみが出ることがあります。
その場合には、できるだけ刺激の少ない保湿クリームで陰部を保湿してやりましょう。
かゆくてもかかない
これは、どんなかゆみにも共通することですが、かゆくても、できるだけ、かかないようにすることです。
爪でかいてしまうと、そこからばい菌が入り込んで、化膿してしまうからです。
ちんこを蒸らさない
ちんこが蒸れてしまうことで、細菌が繁殖して、かゆみの原因を作ります。その原因を取り除くためにも股間を蒸らさないことが大切です。
そのためには、通気性のよいパンツを身につけることです。できるだけ、ボクサーパンツやブリーフではなく、トランクスを身につけるようにしましょう。
正しく洗う
やはり清潔にすることが大切です。いつもしっかり陰部を洗っているのに、かゆくなるという人は、洗い方が間違っているのでしょう。
仮性包茎の人は、必ず皮をむいて洗うようにしましょう。臭いがとれていなければ、洗えていない証拠です。
包茎手術をする
包茎は、皮とペニスの間にカスを貯めてしまいます。そのままにしておくと、不潔になりますし、セックスにも支障が出てきます。
包茎は、無理に自分でなんとかできるというものではありません。手術をして、ちんこのかゆみから解放されましょう。
性病判定キットを利用する
ちんこのかゆみで、深刻なのが性病です。なぜなら、自分の症状は、あまり出ていなくても、パートナーに感染させてしまう危険性があるからです。
自分が性感染しているかどうか、病院に行って検査をしてもらえば、すぐにわかることです。しかし、恥かしさが先に立って、なかなか受診できません。
そんな時に便利なのが、ネットで調べられる性病判定キットです。数千円で匿名で検査が受けられます。もちろん、陽性反応が出たときには病院で治療をしなくてはなりません。
病院で治療
ナイーブな場所が場所だけに、「ちんこがかゆい」というだけで、病院を受診するという人は少ないかもしれません。
もし、あなたがSEXをしていないのであれば、自分だけの問題です。しかし、そうでなければ、相手への責任がともないます。
異変を感じたら、すぐに病院に行って正確な検査を受けましょう。その場合には、ぜひパートナーと一緒に検査を受けることです。
性感染症が疑われた時のピンポン感染に対する処置が速やかにできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
男性の悩みである「ちんこのかゆみ」にもいろいろな原因があることがわかっていただけたのではないでしょうか。
ここまで当ページでは、ちんこがかゆい時の原因と対処法を以下のようにご紹介してきました。
- 清潔にする
- 石けんで洗い過ぎない
- 仮性包茎を改善する
- 保湿クリームを塗る
- かゆくてもかかない
- ちんこを蒸らさない
- 正しく洗う
- 包茎手術をする
- 性病判定キットを利用する
- 病院で治療
ちんこという場所が場所だけに、人にも相談できず、悶々と不安にさいなまれている男性も多いはず。
とくに、風俗に行って性感染に思い当たるという人は、ピンポイン感染に注意しなくてはいけません。
最近では、こうした知識もなくSEXをする若い人が増えて、性感染が蔓延しているといいます。男性の場合、性病がパートナーの不妊にもつながることも考えて、少しでも異常があれば、病院で検査してもらいましょう。