妊娠につきものなのが「つわり」です。こればかりは、経験した女性でないとわからないつらさです。つわりで苦しむと、精神的にも不安定になってしまいますね。
つわりはどんな感じ?
つわりをがまんしなければならない時期ってどのくらい?
つわりにはどんな症状があるの?
つわりを何とか和らげる方法は?
つわりは、妊娠中の大きなトラブルのひとつです。ほとんどの女性がつわりを経験しています。
しかし、実はあることをしっかりと守って行っていれば、つわりを和らげることはできるのです。
当ページでは、つわりピーク時にやるべき対策10選について詳しくご紹介しています。現在妊活中の人や第一子でつわりがひどくて、次はつらい思いをしたくないという方はぜひ、参考にしてください。
目次
つわりのピーク時について
つわりの原因は「黄体ホルモンや妊娠中に産生されるホルモンhCGの大量分泌」「胎児を異物と認識したためのひとつのアレルギー反応」「自律神経の乱れ」などが有力説となっていますが、どれもハッキリとはわかっていません。
原因がわかっていないため、つわりの症状には個人差が大きく、一概にはピークを決めることはできません。
それでも平均的な症状としては、妊娠4~5週目が最も多く、次に、6~7週目くらいからつわりがスタートすること多いようです。
もっともつわりの症状がひどくなる時期は、妊娠8~11週頃といわれています。
これはちょうど妊娠3カ月目くらいです。この頃になると「ご飯が炊けるにおいがダメ」「お腹が空くと気持ち悪くなる」「起き上がることさえキツイ」など、人それぞれ特有の症状が現れます。
多くの場合、安定期である妊娠16~19週目くらいには落ち着いてきます。
しかし、これも個人差があり、一旦治まっても妊娠後期になって、またつわりが始まってしまい、結局出産するまで治まらなかったという人もいます。
つわりピーク時にやるべき対策10選
つわりの原因はよくわかっていません。そのため、つわりに対応する薬もありません。また、つわりは個人差があって、ほとんどつわりを経験しなかった人もいます。
その逆に、ひどいつわりで、食事が食べられず赤ちゃんの栄養にも影響が出かねないため入院を余儀なくされるケースもあります。
つわりは一過性の物ですが、それでも母子の健康に大きな影響を与えるものです。
それでは、つわりピーク時にやるべき対策10選を具体的に紹介していきます。
食べられるものを食べる
ちゃんと食べなくては、お腹の赤ちゃんのためによくないと考えがちですが、産婦人科のお医者さんからも、つわりのときには、無理に食べなくてよいといわれます。
栄養バランスのことはそれほど考える必要はありません。冷たいもの、酸っぱいもの、のど越しのよいものなど、そのときに「食べられるかな」と思えるものを食べるようにしましょう。
食べられるときに食べる
つわりのときは朝・昼・夕と食べる必要はありません。朝起きるとむかむかする、夕方になると吐き気がするなど、時間帯によって、つわりの症状がひどくなることがあります。
体調に合わせて、時間を気にすることなく、食べられるときに食べましょう。
水分補給をしっかりする
何も食べられなくて、赤ちゃんの栄養が気になりますが、栄養は今までの体の中に蓄えられているのであまり心配する必要はありません。
しかし、吐くことを繰り返していると、身体の水分が失われてしまいます。脱水症状にならないように、イオン飲料、湯冷まし、氷を舐めるなどして水分補給を心がけましょう。一気に飲むと気持ちが悪くなることもあるので、少量をこまめに取ることが大切です。
吐いてしまったら胃を休める
つわりで吐いてしまったときには、少なくとも30分以上は飲食を控えるようにして、胃を休めましょう。何よりも優先することは「嘔吐が治まること」「胃が落ち着くこと」です。
ムカムカが治まって、空腹感を覚えたら、消化の良いものを、少しずつ口にするようにしましょう。
食べ物のにおいから離れる
つわりは、食べ物系のにおいに反応することが多いので、気分が悪くなったら、キッチンから離れるようにしましょう。
また、スーパーの総菜売り場などで揚げ物などのにおいに反応してしまうこともあります。そのようなときには、マスクにアロマを1,2滴たらしておいて着用すると楽になります。
気分転換する
何かに集中しているときには、吐き気を忘れることができることもあります。広々とした公園などで、ウォーキングをしたり、マタニティスイミングやヨガなどをしたりして、身体を動かしながら気分転換すると、気分がよくなります。
運動が苦手な人は、映画を見たり音楽を聞いたり、趣味に没頭するのもいいですね。
つわりが起こる状況を分析する
つわりは個人によって、症状もきっかけも違ってきます。いつ、どこで、どのような状況でつわりが起こるのか分析をしておくと、つわりを避けることや対策を立てることができます。
嘔吐用の袋を持ち歩く
トイレが近くになかったり、乗り物に乗っていたりしたときに嘔吐用のビニール袋を持っていると安心です。
臭いが漏れないように、ビニール袋を二重にして、外からわからないように紙袋に入れて持ち運ぶようにしましょう。
また「いつ気持ちが悪くなっても大丈夫」という安心感が得られて、精神的にも安定します。
嘔吐後の食べ物に注意する
つわりで吐いてしまった後、気分がよくなったからといって何でも食べてしまうと、またすぐに気持ちが悪くなることもあります。
たとえば、炭酸飲料はゲップが出やすく、ムカムカが再発する可能詞も高くなります。
また、牛乳、唐辛子など刺激のあるもの、食物繊維の多いもの、お刺身などの生ものも避けたほうがいいでしょう。
空腹にならないようにする
お腹が空くと気持ちが悪くなるという人も多くいます。常に空腹状態にならないようにする工夫をしましょう。
たとえば、食事を何度かに分けて、少量ずつ食べてみましょう。また、朝起きたときに空腹で、つわりの症状が出てしまうという人は、枕元に一口程度のお菓子を置いておくと、つわりが治まることもあります。
つわりが和らぐサプリメント5選
つわりに効果が期待できる成分は、葉酸とビタミンB6です。ビタミンB6は、病院でもつわり軽減のためにする点滴に含まれています。
つわりを和らげるサプリメントは、成分のほかにも「においがしない」「味がしない」「粒が小さい」ものを選ぶようにしましょう。
それでは、つわりが和らぐサプリメント5選を具体的に紹介していきます。
ベルタ葉酸サプリ
出典:ECサイト
ベルタ葉酸サプリは、無添加の葉酸サプリです。実際にモニター調査を徹底して行い「現役ママならではの視点」と「ユーザーの生の声」から生まれました。
厚生労働省推奨400μgの葉酸、天然型酵母葉酸100%配合されています。さらに、27種類のビタミンやミネラル、16mgの鉄分・232mgのカルシウム、18種類の野菜を配合。ママや赤ちゃんの健康を第一に考えられたサプリメントです。
またツバメの巣、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、黒酢もろみ、珊瑚カルシウムといった安心・高品質の美容成分を配合しています。飲みやすい形状・大きさです。
価格:5,980円
Lara Republi
出典:lararepublic
ママ達に注目されている国産野菜のやさしい葉酸サプリです。日本、アメリカ、フランスの世界3カ国でランキング第1位を獲得しているところからも、その効果は証明されています。
葉酸400μg、鉄7.5mg、カルシウム210mg、その他にもビタミンB6,ビタミンB1,ビタミンB12、パトテン酸、ナイアシン、ビタミンC、ミネラル配合。
不要な添加物は一切使用されていません。飲みやすい小さめの粒で、1日の摂取量は4粒。つわりで辛いときも飲みやすくなっています。
価格:3,685円
ベジママ
出典:ベジママ商品詳細と口コミ
ベジママは、マカ、葉酸サプリメントを超えたピニトール配合のサプリです。
ピトニールが体内に入ると「カイロイノシトール」という物質が 生成されるのですが、この物質が生成されることで、つわりが和らぐ効果を発揮します。
もちろん葉酸、ルイボス、ビタミンC、ビタミンE、ビタミン12といったつわりを和らげる成分もしっかりと配合しています。
GMP認定工場で製造しており、放射能検査、残留農薬検査なども徹底して実施。安心・安全のサプリメントです。
価格:2,750円
美的ヌーボ
出典:美的ヌーボのレビュー
数ある葉酸サプリの中でも、100%天然成分配合。美的ヌーボは、つわりを和らげ、妊娠中に必要な葉酸400μg配合しています。
また、普段の食事では取りにくい27種類ものビタミン・ミネラルとDHA・EPAが5粒に凝縮されています。
天然素材100%使用。合成添加物も保存料も一切使用してないので、お腹の赤ちゃんにも安心です。
価格:8,640円
AFCの葉酸サプリメント
出典:妊活サプリランキング
AFCの葉酸サプリは、『女性100人の声から生まれた』本当に安心できるサプリメントです。
「合成葉酸」より「天然葉酸」の方が身体にいいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、厚生労働省が摂取を推奨しているのは、合成葉酸であるモノグルタミン酸型葉酸なのです。
なぜなら、天然葉酸の体内効率が約50%であるのに対して、モノグルタミン酸型の合成葉酸の場合は、約85%も高くなるからです。
着色料・香料・保存料などは使用されていません。AFCの葉酸サプリには葉酸の他に、鉄分、カルシウム、ビタミンB群などが配合されています。
リーズナブルな価格も続けていくためにも大きな魅力となっています。
価格:1,800円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新しい命を宿すということは、ママの体にとって非常に負担がかかるものです。
ホルモンバランスが急激に変化することや精神的に不安定になることも要因とあるので、できるだけパートナーや家族が気を遣ってあげることが大切です。
ここまで当ページでは、以下のようなつわりがつらいときにやるべき対策をご紹介してきました。
- 食べられるものを食べる
- 食べられるときに食べる
- 水分補給をしっかりする
- 吐いてしまったら胃を休める
- 食べ物のにおいから離れる
- 気分転換する
- つわりが起こる状況を分析する
- 嘔吐用の袋を持ち歩く
- 嘔吐後の食べ物に注意する
- 空腹にならないようにする
また、以下のようなつわりを和らげるサプリメントについてもご紹介してきました。
- ベルタ葉酸サプリ
- Lara Republi
- ベジママ
- 美的ヌーボ
- AFCの葉酸サプリメント
妊娠したら、つわりは当たり前という考えは間違いです。妊娠期間中のさまざまなトラブルを乗り越えながら、いかに快適に過ごせるか。
それが出産してからも精神的に安定して子供を育てられるのではないでしょうか。つわりを和らげるためには、やはり家族やパートナーの理解が必要です。