ぽっこりとしたお腹周りの肉は男女問わず誰もが落としたいものです。
ダイエットしていてもどうしてもお腹の肉だけが取れないとか、お腹周りのダイエットが成功しないなどの話をよく聞きます。
年齢とともにお腹が出てくるのは普通のことなのかもしれませんが、いつまでも若々しく綺麗な体型を維持するためには、お腹周りをスッキリさせたいものですよね。
お腹周りが太ってしまうのは男性も女性も同じですが、腹部にはたくさんの臓器が集中しており、それを守るためにより多くの脂肪がつきやすいと言われています。
また女性の体は脂肪が多くつくように作られているとも言われており、それは妊娠や出産に備えたものであるとも言われています。
お腹周りの肉を落とすためには腹筋が一番効果的だと言われていますが、腹筋をしてダイエットをするのはどうも苦手だということも多くおられます。
ですが、辛い腹筋を行わなくても、簡単なエクササイズ1つでもお腹周りのダイエットは十分に可能なのです。
そこで当ページでは、超簡単で効果大のお腹周りダイエットのおすすめ10選を具体的にご紹介していきたいと思います。
お腹周りのぽっこりを簡単にスッキリさせたいという方や、腹筋が苦手という方も、当ページを参考にして頂いてポッコリお腹をスッキリさせてください。
お腹周りが太くなる原因
お腹周りが太くなってしまう原因には様々なものがあります。
遺伝的なものも関係していますし、食生活や生活環境にも大きく依存していることでしょう。
特に女性であれば便秘によって老廃物が体内に溜まってしまい、お腹が出てしまうということも考えられます。
また、姿勢が悪いという原因もあります。
猫背だったり、前傾姿勢をずっと続けていると肩に力が入った状態になり、下腹に力を入れる癖がついていないので下腹の筋肉が落ちてしまって、脂肪がたまってしまうのです。
事務などの仕事ですわりっぱなしだったり、背が高くて猫背気味だったり、運転していることが多い仕事についている方などはなりやすいと言われています。
ですから、きちんとした姿勢でいることを意識したり、 骨盤の歪みを矯正したり、食物繊維を摂取して便秘を解消するようにするだけでも、お腹周りをスッキリさせることが可能です。
ちょっとした意識と工夫でお腹周りダイエットは成功するのです。
お腹が細くなるメカニズム
お腹周りの肉を落として細くするためには、ダイエットの性質を理解しておく必要があります。
お腹周りのダイエットを成功させるためには、摂取カロリーと消費カロリーの必要量をよく考える必要があります。
ダイエットするのであれば、食べる量を減らせばいいのではないかと思うものですが、体の性質を考えるとはそれは賢い選択ではありません。
人間の体は急に食物の摂取量が少なくなると、非常事態のサインが発せられます。
体を維持していくために必要な栄養分やエネルギー量が確保できないと体が危険な状態になるので、少しの食物でもエネルギーに変換しようとすぐに脂肪に変わってしまいます。
そのため食物の摂取量を減らしても痩せることができないというのは当然のことです。
また、食べる量を少なくすると、体はなるべく消費カロリーを抑えるために基礎代謝を最低限の度合いまで抑えてしまいます。
基礎代謝が低くなってしまうと血液の循環が悪くなってしまうため臓器の動きが悪くなったり、 体の様々な部位に不具合が生じてしまいます。
結局、体は必要量のエネルギーが足りず、体に力が入らなかったり、だるさが続いたり、内臓の働きが悪くなるなどしてダイエットどころではなくなってしまいます。
お腹周りの肉を落とすのであれば食べなければ良いという短絡的な考え方は、身体の生命維持さえ脅かしてしまう危険なチョイスです。
大切なのは、摂取したカロリーと同じぐらい消費すれば良いだけのことです。 そのための方法をこれからご紹介していきたいと思います。
超簡単で効果大のお腹周りダイエットのおすすめ10選
女性は腹筋行うのが苦手な方が多いかもしれません。
お腹周りの肉を落とそうと思って何度か行ってみますが、なかなか続かないものです。
でも腹筋を行わなくてもお腹周りのダイエットは成功させることができます。
また長く続けていくことができる簡単なものばかりですので、すぐにでも試していただけることと思います。
ではここから、超簡単で効果大のお腹周りダイエットのおすすめ10選を具体的にご紹介していきたいと思います。
スクワットを行う
スクワットを行う目的は、体の代謝をアップさせることです。
スクワットで一番鍛えることができるのは太ももの筋肉で、片足鍛えるだけでも腹筋の6倍の筋肉があると言われており、体の中で大きな筋肉の部位を締めるところです。
ですから、苦手な腹筋を一生懸命行うよりもスクワット行った方が効率的に筋肉を鍛えることができ、体の代謝をアップさせることができるというわけです。
有効なスクワットの方法はインターネットを調べるとたくさんアップされていますから、簡単に行うことができるでしょう。
お通じを良くする
特に女性であれば便秘で悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。
老廃物を体に溜めたままだとお腹がぽっこりしてしまい、なかなか解消できないものです。
食生活の乱れや生活スタイルを見直す必要があるかもしれませんが、便秘を解消するためには積極的に食物繊維や乳酸菌を摂取すると良いでしょう。
食物繊維が多い野菜にはキャベツやレタス、玉ねぎのさつまいも、午後、大根、ブロッコリーなどが挙げられておりレパートリーに くわえやすいものばかりです。
また乳酸菌は味噌やキムチ、ヨーグルトなどでも摂取することができるでしょう。
1日に一つの品目だけでなく、いくつかの品目を組み合わせて摂取するように意識してみましょう。
レッグレイズでお腹をスッキリさせる
レッグレイズという運動方法をご存知でしょうか?
足を上げて運動するもので、お腹周りをスッキリさせるために効率的に体に働きかけます。
その方法を以下に解説致します。
- まず仰向けに寝て膝を90°に曲げます。
- 呼吸をゆっくり行うように意識しながら、足を浮かせた状態にしてその状態を数秒間キープし、太ももゆっくりとあげていきます。
- ゆっくりと大きく息を吐きながら太ももをお腹側へと上げていき、その状態を5秒ほどキープしましょう。
- 1の姿勢に戻り、何回か繰り返します。
ポイントとしては、全てを早く行うのではなく、ヨガのようにゆっくりした動きで行うのがポイントです。
2秒から3秒ぐらいかけてゆっくりと次の行動に移るように意識しましょう。
腰にかなり負担がかかる場合があるので、腰の弱いかたや痛めるおそれのある方はゆっくり行うか、回数を少なくするなど工夫して行なってみましょう。
座って行うエクササイズ
普段なかなか動かすことのない腹直筋下部の筋肉を刺激するためには座って行うエクササイズが効果的です。
普通の腹筋では動かすことができない部位ですから、この方法もお腹周りの肉をスッキリさせるためにはよく使われる方法です。
- まず足を揃えて椅子に浅く腰掛けます。
- 両手を椅子に置いて体を支えるようにしてもち、徐々に両膝をゆっくりと上げていき自分のあげれるとこまで膝が上がったら、その状態で5秒ほど止まります。
- おろす時にはゆっくりとおろすように意識して、そのサイクルを3回ほど繰り返します。
1~3を自身のペースに合わせて、行うことによって、下腹部の筋肉を刺激し鍛えることができます。
骨盤の位置を意識する
体の中で骨盤の位置を正しくしておくことはとても大切なことです。
骨盤が歪むとおかしな所に脂肪がついたり、姿勢が悪くなったり、歩き方に影響が出てきたりします。
骨盤矯正を行うだけでも体型を変えることができたり、体重が落ちるという報告さえあります。
そのように骨盤の位置はとても大切なものですが、骨盤を正しい位置と角度にするために 効果的な方法が以下の動画で解説されているので、是非参考にしてみてください。
これは何度か行えば良いというものではなく、継続して行う必要のあるものですから毎日コツコツを行って骨盤の位置を矯正し、インナーマッスルを鍛えましょう。
以下の動画も参考にしてみて下さい。
呼吸の正しい方法を理解する
呼吸方法を意識的に行なっているという人は少ないかもしれません。
普段無意識に行っている呼吸ですが、正しい呼吸法を理解しておくと体に大きなメリットがあることがわかります。
何か体を動かしたり、 運動しなければならないというわけではありませんから他の用事を行いながら同時にこなすことができます。
家事をしながら、テレビを見ながら、仕事をしながら、友達とお茶しながらでも行うことができるのでいつでもどこでも意識さえしていれば行うことが可能です。
以下にその方法を簡単に解説致します。
- 鼻から大きく息を吸い込みを中にためるようにします。
- 鼻や口からゆっくり息を吐き出すようにします。
慣れれば普通に行える呼吸法ですから何も難しいことではありません。
これによって基礎代謝を上げることができますし、結果的にダイエットにもつながります。
以下の動画も参考にしてみて下さい。
ドローインウォーキングを行う
ドローインウォーキングという方法をご存じでしょうか。
お腹をへこませることによって腹筋や背筋を鍛えることができる方法です。
腹式呼吸をしながらお腹を凹ました状態を約30秒間キープします。
それを繰り返すことによってインナーマッスルを鍛えることができ、引き締まったお腹にすることができます。
そのドローインを行いながらウォーキングを行うとさらに太ももの筋肉なども同時に鍛えることができ、お腹から下半身にかけてかなり効果的に引き締めることが可能です。
ダイエットのためにウォーキングを行っているという方も多いですが、ドローインを行いながらウォーキングを行う方がはるかに効果的なのでおすすめです。
腹斜筋や腹横筋、腹直筋などお腹周りにあるほとんどの筋肉を鍛えることができますから、お腹周りのダイエットを目指していることにはぴったりの方どうでしょう。
引き上げ筋を使う
引き上げ筋を使ったエクササイズはお腹周りの引き締めにとても効果的です。
あまり知られていないのかもしれませんから、具体的に方法をご紹介したいと思います。
- まず呼吸を止めずに斜め上に体を伸ばし、引き上げ筋を意識して伸ばすようにします。
- 次に脚を軽く開いて両手を組んだ状態で上半身を斜めに引き揚げます。
- 2の状態でかかとを上げながらお腹と背中に力を入れ10秒間ほどキープします。
1~3をお左右2回ずつほど行います。
お風呂上がりの体が柔らかい時に行うのが良いですが、朝起きてすぐにストレッチを行う方もおられますからその時に一緒に行うこともできます。
何か好きな音楽を聴きながら行ったり、アロマなどを炊きながらおしゃれな気分に浸って行うと気分が乗り、楽しみながら行うことができるでしょう。
肩甲骨を和らげる
体の調子と肩甲骨はあまり関係がないように思いますが、 実は肩甲骨の周辺にある筋肉を柔らかくすると内臓機能が活発になるというメリットがあります。
代謝を良くするためにも肩甲骨をほぐすと良いと言われますが、肩甲骨の周辺にはリンパの流れのもとと言われている場所があり、そこを柔らかくすることによって内臓機能が活発になり、基礎代謝が上がり、 お腹のお肉が落としやすくなりダイエットに効果的だというわけです。
リンパの流れを良くすることは美肌などにも効果がありますから、ダイエットだけでなくその他の効果も同時に得ることができるでしょう。
インナーマッスルを意識した歩き方をする
普段の歩き方は体に大きな影響を与えると言われています。
それはダイエットに効果的かどうかも左右するほど大きなものです。
自分なりの歩き方ではなく専門家が教えているきちんとした歩き方を意識するようにしましょう。
そうすれば効果的にインナーマッスルを鍛えることができ、お腹周りの筋肉を刺激することができるのでお腹周りの引き締めに期待できます。
正しい歩き方について知識を得たい方は以下にの動画を参考にしてみてください。
食べてもぽっこりお腹にならない5つの食べ物
ダイエットといえば食事制限をしなければならないというイメージが強くなることと思います。
もちろん何でも好きなものを食べていてはお腹周りのお肉を落とすことができませんが、なんでもかんでも制限すれば良いというものでもありません。
全く食べなくなってしまうと体にとって必要な栄養素の摂取できませんし、体が少しの栄養素でも溜め込もうとしてしまうので逆効果になってしまう可能性もあります。
また、制限ばかりしているとストレスが溜まってしまうということもあるでしょう。
ですからダイエットをしている時には何でもかんでも食べないのではなく、摂取しても良い食べ物としない方が良い食べ物を見分けて行けば良いのです。
ではここから、食べてもぽっこりお腹にならない5つの食べ物を具体的にご紹介したいと思います。
唐辛子
唐辛子に含まれているカプサイシンという成分をご存知の方が多いでしょう。
唐辛子が含まれている料理を食べると体があったまったり、熱を帯びるような感覚がありますが、これはカプサイシンがエネルギー代謝を高めて、体内で熱を出している証拠です。
これによって脂肪が分解されて、体の中にある余分な脂肪を溶かすことができるというわけです。
世界的に見ても唐辛子をよく食べる国の人は肥満率が低いと言われており、日常的に唐辛子を摂取することが関係しているのではないかと言われています。
唐辛子が含まれているキムチや料理のアクセントに赤唐辛子、青唐辛子、お手軽なものであれば一味や七味を使うこともできるでしょう。
バニラアイス
ダイエットしているのにアイス?と思われる方も多いことでしょう。
ダイエットの敵であるように思えるバニラアイスですが、実は炭水化物や糖質が少ないデザートとして有名です。
ダイエットしているなら洋菓子よりも和菓子の方が良いと認識されている方も多いですが、その和菓子よりもダイエット人向けのデザートがバニラアイスなのです。
また他にも、ビタミンやミネラルも含まれており、タンパク質や脂質も他の食物と同じようにバランスよく含まれています。
ダイエット中は食べるものが少なくなっているので、不足しがちな栄養素を摂取することも可能です。
またバニラアイスに含まれているバニリンという成分は、肥満を抑制する効果があると言われており、美味しくて甘いバニラアイスですが食べる時間などを工夫すればダイエット中でも楽しむことができるデザートといえそうです。
鳥のささみ
ダイエットしている人にとってよく利用されているのは鳥のささみです。
効率よく綺麗に痩せるためにはタンパク質という栄養素が必要ですが、鳥のささみにはこのタンパク質がたくさん含まれており、同時にカロリーも低いということでダイエットにはぴったりの食べ物ということができるでしょう。
油で加熱して食べるよりも茹でたり蒸したりして食べた方がカロリーも上がらず、 鳥のささみ本来の低カロリーを維持することが可能です。
こんにゃく
こんにゃくの中にはマンナンと呼ばれる食物繊維がたくさん含まれており、その食物繊維が腸内環境を整えて体の中の老廃物を排出する働きを高めてくれます。
便秘で悩んでいるという女性も多いですが、食物繊維をたくさん摂取することによって便秘を解消することもできます。
体の中に老廃物が溜まっていなければお腹がぽっこりすることもありませんし、代謝も上がっていますから、食べたものがすぐに脂肪に変わることを防ぐこともできます。
こんにゃくゼリーなどのお菓子もありますし、お米形のこんにゃくでお米に混ぜて炊くことができる商品もあります。
普段よりも食べるお米の量を減らすことができ、糖質を抑えることができるでしょう。
海藻
ひじきやわかめ、昆布などの海藻類にはほとんどカロリーがありません。たくさん食べることができなくても、毎日定期的に摂取することが可能でしょう。
カロリーがないことに加えてミネラルやビタミン、 食物繊維などの栄養素も豊富に含まれており、お腹周りダイエットを行っている人にとっては救世主のような食物です。
お通じが良くなったり、美肌に効果があったり、料理に使いやすいなどのメリットもたくさんありますから、毎日の食卓に一回は登場させることができるようにしましょう。
便秘も解消されるため、気になるお腹まわりもすっきりさせることができます。
汁物にはもちろん、煮物や炒め物、酢の物やサラダなどにも使うことができますからレパートリーを増やしてたくさん摂取するように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ぽっこりしたお腹を引っ込めるためにはそれなりの努力が必要です。
ですが今回ご紹介した方法は、難しいものではありませんし普段の歩き方や呼吸法を意識的に改善するだけですから誰でもすぐに行うことができます。
まだどこにいても、いつでも行えるというのも魅力的です。美しい体型を作り出し、それを維持するためには日々の絶え間ない努力と積み重ねが必要不可欠です。
ここまでで、当ページでは、超簡単で効果大のお腹周りダイエットおすすめ10選を以下の通りご紹介してきました。
- スクワットを行う
- 通じをよくする
- レッグレイズでお腹をスッキリさせる
- 座って行うエクササイズ
- 骨盤の位置を意識する
- 呼吸の正しい方法を理解する
- ドローインウォーキングを行う
- 引き上げ筋を使う
- 肩甲骨を和らげる
- インナーマッスルを意識した歩き方をする
また効果的なダイエットを行うためには、毎日口から取り入れるものにも気を使わなければなりません。
お腹周りの引き締めに効果的な食物を摂取すること、効果的ではない食物を避けることが必要です。
どんなものを食べれば良いのか、どんなものを避ければ良いのが正しい知識を得ておくならより効果的に痩せることが可能でしょう。
それで、食べてもぽっこりお腹にならない5つの食べ物もこのようにご紹介しました。
- 唐辛子
- バニラアイス
- 鳥のささみ
- こんにゃく
- 海藻
ダイエットを部分的に行うには効果的な方法を熟知しておくことが大切です。
必要なところが落ちてしまったり、落としたい部分が効果がなかったりするとダイエットするモチベーションを保てないことでしょう。
お腹周りの肉を落としたいという人は多くおられますが、国難しいことをする必要はなく、歩き方やちょっとした運動、そして呼吸法を意識するだけでも水分変化が見られます。
ちょっとした努力で変化が見られれば、もっと頑張りたいという気持ちにもなることでしょう。
それこそが美しい体型を維持するためには大切なモチベーションなのです。一度にたくさん行うのではなく、毎日コツコツ地道に努力していくことが大切でしょう。