
胃酸が逆流して食道やのどまで「酸っぱいものがこみあげてきて、焼けるように痛くなる」あの胸やけの感覚は、なんともつらいものです。
あなたも、胸焼けに関して以下のような悩みをお持ちではありませんか。
胸焼けはどうして起こるの?
胸焼けを解消する方法は?
飲み物で予防・解消できるの?
胸焼けは別名、逆流性食道炎ともいわれているもので、つい食べ過ぎたり、飲み過ぎてしまった場合などに起きます。
実は、胸焼けは、食生活の見直しや、日々の生活習慣にちょっとした工夫を加えることで簡単に解消し、根本的に改善させることができます。
そこで、当ページでは、誰でも簡単に実践できる胸焼けの解消法10選についてご紹介しています。
近頃、胸焼けがひどくて困っている…、という方はぜひ、参考にしてください。
胸焼けとは
胸焼けはゲップとともにのどに胃酸が戻ってくる状態です。
本来であれば食べたものは口で咀嚼され、食道を通って胃へと運ばれていきます。
胃の入り口には括約筋というものがあります。この筋肉によってしっかりと入り口が管理されており、胃の中身が逆流しないようになっています。
ところが胃酸の分泌が急に増えたり、胃がけいれんするなどして括約筋が働かなくなったりすると胃酸の逆流が起こって胸焼けの症状が発生します。
胃には酸から粘膜を守る防御機能が働いていますが食道にはこの防御機能がないため、何らかの原因で胃酸が食道に逆流すると、食道粘膜は強い酸である胃酸にさらされて胸焼けを起こします。
胸焼けの原因として考えられるのは「暴飲暴食」「二日酔い」「ストレス」「肥満」「妊娠」「薬の影響」などが考えられます。
胸焼けは健康な人でも起こりやすい症状ですが、慢性的に胸焼けが起こっている場合には、逆流性食道炎などの病気のサインかもしれません。
胸焼けの解消法10選
胸焼けが続くと食欲が落ちたり、夜ぐっすり眠れなかったり、何より一日不快な思いで過ごさなければなりません。
胸焼けを解消するには、生活習慣を見直して、できるだけ胃をいたわってやることが大切です。
それでは、胸焼けの解消法10選を具体的に紹介していきます。
お酒を飲み過ぎない
胸焼けで一番多いのがお酒の飲み過ぎです。
アルコールは胃の粘膜を刺激して、胃をただれさせてしまいます。
さらに食事をせずにアルコールを飲むのも胸焼けの原因となります。
腹八分目を心がける
満腹になるまで食べてしまうと、胃が大きく引き伸ばされてしまいます。
すると食道と胃のつなぎ目の括約筋がゆるくなって、胸焼けを起こしやすくなります。食事は、腹八分目を心がけましょう。
よくかんで食べる
よくかんで食べることで消化しやすくなるので、胃への負担を軽減することもできます。
さらに満腹中枢を刺激するので食べる量も自然と減少し、胃が大きく引き伸ばされるのを防ぎます。
刺激のあるものは食べない
胸焼けがひどいときには刺激のあるものは食べないようにしましょう。
香辛料の強いものや熱いもの、脂っこいものも避けたほうがいいでしょう。
食後にガムをかむ
胸焼けは食後に起こりやすいので、食後にガムをかむことで唾液の分泌が活発になって、逆流した胃酸を中和したり、食道を洗い流したりすることができます。
姿勢を正しくする
前かがみの姿勢は、食道が胃よりも低い位置にくるので、胃液の逆流を起こしやすくなります。
胃を常に圧迫する姿勢にならないように、デスクワークのときには姿勢を良くするように心がけましょう。
上体を高くして寝る
寝転んでいるときは、胃と食道が同じ高さになるので、胃の内容物が逆流しやすくなります。
寝るときは、上体を15~20センチほど高くして寝ると逆流しにくくなります。
首だけ高くするのではなく体全体を斜めにするのがポイントです。
ストレスをためない
ストレスがたまっていると、食道粘膜の胃酸への感受性が高まります。
そのため少しの胃液でも強い胸焼けを起こします。
規則正しい生活をしてしっかりと睡眠をとり、自分なりのストレス発散の方法を見つけましょう。
肥満を解消する
お腹に脂肪がたくさんついている人は、胃を圧迫しやすいので、食べ過ぎを控えたり、運動したりして、ダイエットを心がけるようにしましょう。
肥満解消方法に関しての食事やレシピに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
夜食は控える
寝る前に胃の中に食べ物を入れると、寝ている間に消化不良を起こすことになります。
寝る3時間以上前には、食事を終えて、それ以降は食べないようにしましょう。
胸焼けに優しい5つの飲み物
胸焼けの原因は胃酸が逆流することです。
胃酸が逆流しても保護してくれるものや胃の消化を助けてくれるアミラーゼやジアスターゼという酵素が多く含まれているものなどを積極的に摂ることが有効です。
それでは、胸焼けに優しい5つの飲み物を具体的に紹介していきます。
牛乳
牛乳を飲むことで胃酸が逆流しても食道の粘膜に膜ができるので、胃酸の刺激から守ってくれます。
冷たい牛乳よりも人肌くらいに温めたほうが、膜が張りやすくなります。
牛乳が苦手という人は、飲むヨーグルトでもOKです。
リンゴのしぼり汁
リンゴのしぼり汁には、消化を助ける働きがあります。
胃粘膜を保護するキャベツとともにミキサーでジュースにして飲むといいでしょう。
しじみ汁
二日酔いにも効くというしじみ汁は、肝機能をよくして、肝臓の解毒作用を活発にするタウリンなどの成分が豊富に含まれています。
さらに肝臓の機能を良くして胆汁が分泌しやすい状態になるため胸焼けを防止します。
大根のおろし汁
大根には消化を助けるアミラーゼやジアスターゼという酵素が多く含まれています。
これらの酵素は火を通してしまうとその効力が失われてしまうので、生のまますりおろして、ガーゼなどで絞って飲むようにしましょう。
ミネラルウォーター
胃酸が過剰になっておこる胸焼けは、とにかく胃酸を薄めることが大切です。
ミネラルウォーターでも海外のものは「硬水」であることがほとんどで、これは胃にとっては負担になります。
国産の「軟水」のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
さらに胃の健康を保つ「メタケイ酸」が入ったミネラルウォーターもお勧めです。
常温のもの、あるいは少し温めたものを飲むとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
胸焼け日常生活のほんの少しの工夫で改善するものがほとんどです。
ここまで当ページでは以下の胸焼けの解消法を10個ご紹介してきました。
- お酒を飲み過ぎない
- 腹八分目を心がける
- よくかんで食べる
- 刺激のあるものは食べない
- 食後にガムをかむ
- 姿勢を正しくする
- 上体を高くして寝る
- ストレスをためない
- 肥満を解消する
- 夜食は控える
さらに胸焼けがひどいときに飲むとよい飲み物も以下のように紹介してきました。
- 牛乳
- リンゴのしぼり汁
- しじみ汁
- 大根のおろし汁
- ミネラルウォーター
胸焼けは「胃のSOS」だと思って、食生活や生活習慣を見直すきっかけにしましょう。
また市販の薬で胸焼けをしのぐのはいいですが、慢性の胸焼けの場合には、重大な病気が隠されているかもしれません。
一度病院で検査することをお勧めします。
当ページと併せて以下の記事も参考にしてみてください。



