iphoneは、今や生活になくてはならないツールですよね。
そんな重要なツールですが、とても水に弱くて、トイレや洗濯などでうっかり「あ……」という経験のある人も多いのではないでしょうか。
iphoneが水没した経験ありませんか?
水没してしまった時どうしたらいいのか対応に困った経験はありませんか?
水没してもデータ確保のため、生き返し方を知りたいと思いませんか?
iphone水没時に応急処置として対処法を知っておくことで壊れずに済むこともあるのです。
当ページでは、iphone水没時に応急処置としての対処法10選について詳しくご紹介しています。
iphone水没に痛い思いをしたという方はぜひ、参考にしてください。
iphone水没時にまずやらなくていけないこと
iphoneが何らかの理由で水没してしまったとき、一瞬頭が真っ白になってしまいますね。
しかし、そこでパニックになってしまわないで、冷静な行動をとることこそ、iphoneの死亡フラッグから何とか生還できる方法なのです。
iphoneを水没させてしまったとき、まずやらなくてはならないのは、落ち着いて水没状態から救い上げることです。
とくにトイレで水没させてしまったとき、一瞬躊躇するかもしれませんが、汚れた手はあとで洗い流せば元に戻ります。何はともあれ、iphoneを救い出すことです。
次にやることは、1秒でも早く、電池パックを抜き取ることです。電池パックが抜けない機種の場合には、電源が付いている場合には電源を落とします。
電源ボタンを長押しすることで電源を落とせます。
そして、SIMカード、SDカードをできるだけ早く抜き出すことです。とくにSIMカードを抜くときには、ピンを押し込む必要があるのですが、焦ってしまうとうまくピンが刺さらず無理に引き抜くことになり、傷つける危険性があるので、ここはとくに冷静になりましょう。
次にやることは、状況によって、海水や泥といった不純物を洗い落とすことです。
水道水への水没ならあまり気にすることはありませんが、不純物にまみれてしまった場合には、それが原因で不具合になる危険性もあります。
その場合には、思い切って水洗いをします
とりあえず、水没したときにはこれだけはやっておくことが大切です。その後に復活するかどうかに関しては、運を天に任せるしかないのが現状です。
iphone水没時に応急処置としての対処法10選
iphoneの水没というのは、よくある事故です。そのとき、冷静になって適切な応急処置をすることで、また息を吹き返すことがあります。
このとき、息を吹き返したからといって完全に直ったと考えるのは考えが甘いといえます。
なぜなら、その一瞬の状況が、まだ致命傷になっていない、あるいは延命だけしている可能性が高いからです。息を吹き返したiphoneに感謝しつつ、速攻データーのバックアップを取っておくことが大切です。
それでは、iphone水没時に応急処置としての対処法10選を具体的に紹介していきます。
すぐに全体の水分を拭き取る
水没から救い上げたiphoneは、それ以上内部に水分が浸みこんでいかないようにするために周りの水分をとにかく早く拭き取ることです。
タオルや、ティッシュなどの吸水性の高いもので水分を拭き取りましょう。
カバーを外す
iphoneのカバーを外します。フィルムは外さなくても大丈夫ですが、とにかくカバーだけはすぐに外して、外部からの水分の侵入を防ぐことが大切です。
アクセアリーを外す
イヤフォンなどのアクセサリーが付いている場合には、すぐにすべてを外すようにしましょう。
とくにイヤフォンジャックには、ティッシュをコヨリのようにして詰めて中の水分を完全に取り除くようにします。
ティッシュで水分を拭き取る
とにかくiphoneについている水分を全力で取り除くことに集中してください。もっとも手軽なのはティッシュです。
外の水分を拭き取っても、iphoneの内部から水分が出てくる場合もあるので、しばらくティッシュでくるんでおいて、水がしみ出すようならこまめに取り換えましょう。
電源を切る
スリープボタンを長押しして、電源を切ります。電源を入れっぱなしにしておくとショートしてしまい、復活できなくなります。
水分を拭き取ったら、すぐに電源を切りましょう。
SIMカードを外す
iphoneの右横にある小さい穴をクリップなどで刺して、SIMカードを取り除きましょう。SIM カードまで水の影響を受けてしまうと、メモリーに影響が出ます。
引き出したSIMカードは、やさしく水分を拭き取るようにしましょう。
シリカゲルを使う
お菓子の乾燥材にも使われているシリカゲルを使って、iphoneの中まで乾燥させます。ジップロックの中にシリカゲルとiphoneを入れて最低でも24時間、できれば3日間乾燥させます。
アルコールに漬け込む
アルコールは水分を追い出す性質があります。そのため、短時間でiphoneの水分を取り除くためには有効です。
そのときに使うアルコールはドラッグストアで売られていますが、必ず「無水エタノール」を使うようにしましょう。消毒用エタノールでは、水分が含まれているので逆効果となります。
米びつに入れる
iphoneが水没したときに、乾燥させるために必要なのがシリカゲルなどの薬用成分です。
近くのドラックストアや100円ショップでも売られていますが、買いに行く暇がないような場合、応急処置として米びつにiphoneをティッシュにくるんで置いておくという方法もあります。
もちろん、シリカゲルよりも吸水力は落ちますが、一刻を争う場合に知っておくと便利です。
専門業者に依頼する
水没して「あーもうこれはダメだ」と思いつつ、仕事などでどうしてもiphoneのデーター消失が痛手になってしまうこともあります。
そのようなときには業者のスマホ復旧サービスを利用しましょう。
下手に自己流の復旧作業をしてデーターを消失してしまうよりも、結果的に良かったということもあります。通常の水没なら復活率は80%。費用は3万円前後だそうです。
iphone水没時に絶対にやってはいけない5つのこと
iphoneが水没した瞬間、何とかしなくてはという無意識な行動に出てしまって、もしかしたら助かるかもしれないiphoneをダメにしてしまうことも実はとても多いのです。
それでは、iphone水没時に絶対にやってはいけない5つのことを具体的に紹介していきます。
水気を切ろうとしてiphoneを振る
iphoneが水没してしまったら、とっさにすくい上げて、激しく振って、中に入ってしまったかもしれない水分を外に出そうとします。
ちょうど、水に濡れた手を振るうように。でも、これは全くの逆効果になります。
まだ内部まで入り込んでいなかったかもしれない水分まで、中に誘い込んでしまう行為だからです。
焦らずに、外回りの水分だけ取るようにしましょう。
iphoneの電源を入れる
水没から救出して、ディスプレイが真っ暗だと、つい不安になってしまい電源を入れようとしたり、充電器につないだりしてしまいがちです。
しかし、iphoneの中に水が入っている状態で通電してしまうと、内部がショートしてしまう恐れがあります。
iphoneをドライヤーで乾かす
水没したiphoneを乾燥させようとして、まず手っ取り早い方法として考えるのはドライヤーです。
しかし、ドライヤーの風を当てることで、かえって奥深くまで水が入り込んでしまったり、ドライヤーの熱でデリケートな基盤が変形してしまったりすることもあります。
途中で電源を入れない
乾燥させている間に、何となく不安になったり、復活しているかもしれないと思って、電源を途中で入れしまったりするとショートの原因にもなります。
必ず24時間以上、できれば3日は乾燥に時間をかけるようにしましょう。
放置する
表面だけ濡れただけだと、そのまま放置してしまうケースも多いのではないでしょうか。
とくにジュースやコーヒーなど不純物が含まれている場合には、やがて内部のデリケートなパーツにサビなどが付いてしまう可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いつも身に着けているからこそ、iphoneの水没事故は頻繁に起こりやすいものです。
もしものときに、ある程度の知識を身につけておくことで、水没がなかったことにはならないにしても、大切なデーターをバックアップすることくらいはできるかもしれません。
このページでは以下のようなiphone水没時に応急処置としての対処法をご紹介してきました。
- すぐに全体の水分を拭き取る
- カバーを外す
- アクセアリーを外す
- ティッシュ水分を拭き取る
- 電源を切る
- SIMカードを外す
- シリカゲルを使う
- アルコールに漬け込む
- 米びつに入れる
- 専門業者に依頼する
さらに、水没したときに絶対やってはいけないことも以下にご紹介してきました。
- 水気を切ろうとしてiphoneを振る
- iphoneの電源を入れる
- iphoneをドライヤーで乾かす
- 途中で電源を入れる
- 放置する
iphoneは、いつも身に着けているのが当たり前だからこそ、水没の危険性が高くなります。もちろん防水機能のiphoneもありますが、海水などには弱いので注意しなくてはなりません。
水没しても、ご紹介した一連の応急処置をしてからでも遅くありません。復活したら、運がよかったと思って、すぐバックアップして被害を最小限にとどめましょう。