
女性特有の症状と思われがちな更年期。
実は男性にも更年期が存在します。
そんな男性更年期は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」の減少により起こります。
男性更年期の症状とはどのようなことが起きるの?
男性更年期を改善する方法ってあるの?
男性更年期に効果のある食材ってあるの?
実は男性更年期のほとんどは、日常生活の見直しを少し行うだけで、在宅で予防や治療ができるのです。
こちらでは、男性更年期を治す10の方法についてご紹介します。
ほとんどの方が更年期は女性特有の症状だと勘違いされますが、男性にも男性更年期という症状がでるのです。
最近、特に性欲が湧かないとお悩みの方は、ぜひ、ご参考ください。
男性更年期が起こる原因
男性更年期の原因は、「テストステロン」が加齢により減少することで起こります。
男性更年期の症状は、主に3種類です。「生殖器関連症状」「精神症状」「身体症状」です。
生殖器関連症状の代表的なものは、ED(勃起障害)や性欲減退です。
精神症状には、不安、うつ、疲労感、記憶力低下などの症状が挙げられます。
身体症状は、女性の更年期に似ており、発汗、体の火照り、睡眠障害、関節痛といった症状が挙げられます。
おおむね60歳をすぎると、男性ホルモンが減り始めます。しかし、ある調査によれば最近では40~50歳で早くも男性ホルモンの分泌低下が起こる人が増えています。
中でも最大の理由はストレスによるものです。
その背景には、職場で中間管理職として神経を使い、またある人はリストラの危機にさらされているということが挙げられます。また、家庭でも離婚危機や、家族不和などストレスには事欠きません。
そして、男性更年期は、女性のようにホルモンの総量に大きな変化はありません。
更年期に関して、女性の場合は、閉経のおよそ5年前後がその期間という比較的わかりやすい目安があります。
男性と異なり、周囲に相談もしやすいのですが、男性更年期の場合は、相談もできず、病院にも行けずに、孤独に悩む男性が多いのです。
男性更年期を治す10の方法
男性更年期を治す治療方法のひとつに、病院で受けられるホルモン治療があります。
しかし、これは重症の更年期の場合に行う治療です。
こちらでは、男性更年期を治す10の方法を具体的に紹介していきます。
重篤な症状になる前段階の、軽い症状のうちに治してしまいましょう。
副交感神経優位をキープ
自律神経には2種類あり、リラックス時に優位になる「副交感神経」とアクティブな時に優位に働く「交感神経」とがあります。
交感神経が優位になりすぎると、活動的な分ストレスがかかり、テストステロンの分泌を抑制してしまいます。
リラックスする方法を探し出し、副交感神経優位の時間をキープしましょう。
禁煙
タバコを1本吸うと、陰茎への血流量は3分の1に減るといわれるほど、タバコは血流を阻害します。
それに、ニコチンは、交感神経を刺激する効果があるため、タバコを吸うとストレスホルモンが多く出てきて、男性ホルモンの分泌を抑制してしまいます。
漢方薬
更年期の症状には、漢方薬が効果を発揮することがあります。
なかでも、男性更年期に特に効果的だと言われるのが、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」です。
生殖器、下半身の衰弱、疲労、冷え症などでお悩みの男性におススメです。個々の症状によって処方も異なるため、薬剤師に相談しましょう。
姿勢を直す
体の中心の筋肉である大腰筋などを鍛えると、良い姿勢がキープできて、新陳代謝がよくなり、ホルモンバランスも改善され、更年期にも効果があります。
お酒を控える
お酒を一度にたくさん飲んでしまうと、肝機能障害、ED、肥満などの原因にもなります。
また、就寝中浅い眠りが続き、深夜目覚めるなどの影響が出ます。適量を飲む程度にしましょう。
睡眠改善
睡眠中に分泌されるのは、成長ホルモンですが、男性ホルモンもそれと同様、良く眠るとたくさん分泌されます。
また、睡眠をきっちり摂ることは、ストレス解消効果もあります。
肥満解消
男性更年期の原因の一つであるテストステロンの減少は、実は、肥満と相関関係にあります。
へその高さの腹囲が85㎝以上あり、BMI数値が25以上ある方は、内臓脂肪型肥満です。
間食をやめることからスタートし、満腹まで食べないように工夫するなどし、食生活見直しを心がけましょう。
肥満やメタボ解消に関しては以下の記事でも解説していますので、こちらも是非、参考にしてみて下さい。
軽い運動をする習慣をつける
毎日の生活に軽い運動を取り入れることは、体中の血の流れを改善し、ストレス解消効果もあります。
逆に、激しい無酸素運動をすると、かえってストレスがかかってしまうこともあるので、軽い運動にするのがポイントです。
ウオーキングやジョギングがおススメです。
ストレス解消
男性更年期の原因のひとつである男性ホルモンの一種「テストステロン」の減少。
このホルモンの減少とストレスは、実は相関関係にあります。
ヒトの体にストレスが加わると、脳が「ストレスホルモン」を出します。すると、テストステロンがあまりでなくなります。
つまり、ストレスが加わり続けることで、更年期が到来するのが早まります。
日光浴
一日に30分から1時間程度の日光を浴びることは、体によく、体内時計がリセットされることで、交感神経と副交感神経のバランスが良くなります。
二つの神経バランスを改善すると、自律神経の乱れが原因の男性更年期を解消することにもつながります。
男性更年期に効果的な5つの食材
男性更年期の改善に食生活見直しは欠かせません。
更年期改善のために、ビタミン、亜鉛、ミネラルやたんぱく質といった男性ホルモンを活発にする食材を日々の食生活に取り入れましょう。
それでは、以下に男性更年期に効果的な5つの食材を具体的に紹介していきます。
納豆
納豆には様々な栄養が含まれますが、中でもナットウキナーゼ、大豆イソフラボンなどは、精巣などの生殖器に重要な栄養素を届けて、体を元気にする効果があります。
カキ
カキに含まれる亜鉛は、ホルモンバランスを整えます。
男性ホルモンを増産し、精子を増やしたり、元気にしてくれるなどの長所があります。
タマゴ
タマゴにはコレステロールが大量に含まれています。
コレステロールは短所ばかりでなく、テストステロンを作るものですから、ホルモンには必須です。
タマネギ
タマネギには「含硫アミノ酸」という成分が含まれています。
この成分は、テストステロンという男性ホルモンの分泌を活発にします。
しかし、タマネギを切ってから間を置くと、含硫アミノ酸が分解されて効果がなくなってしまいます。
ですので、タマネギを切った後は加熱して、なるべく早く調理して食べることがポイントです。
チキン
チキンにはタンパク質が豊富に含まれていて、テストステロンを増加させる効果があります。
加えて、他の肉類よりヘルシーで、肥満を避けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生活習慣の改善が男性更年期の改善につながることがお分かりいただけたでしょうか。
当ページでは、男性更年期を治す10の方法を以下のようにご紹介してきました。
- 副交感神経優位をキープ
- 禁煙
- 漢方薬
- 姿勢を直す
- お酒を控える
- 睡眠改善
- 肥満解消
- 軽い運動をする習慣をつける
- ストレス解消
- 光浴
また、日々の食事の見直しから、更年期に効果のある食材を以下のようにご紹介してきました。
- 納豆
- カキ
- タマゴ
- タマネギ
- チキン
男性の更年期は、その知名度の低さから、だれにも相談できず、孤独に悩む方が多いことが分かっています。
更年期かもしれないと感じたら、病院を受診することもひとつの手です。
当ページを読まれている方は関連記事である以下の記事も読んでいます。こちらも是非、参考にしてみて下さい。



