
急に情緒不安定になる、イライラするけど原因が分からない…という方はいませんか?
体がだるい、頭痛がする、慢性的に疲労を感じるなどの症状にお悩みの方はいませんか?
上記の症状は、更年期の典型的症状であり女性の、更年期とは性的成熟期が終わり、生殖不能期へ移り変わる時期のことです。
閉経は平均51歳でやってくる、人生の折り返しともいえる大切な変化です。
その変化は体に大きな影響を与えます。
そんな更年期障害は生活習慣を見直すだけで、治療、改善させることが可能です。
当ページでは、更年期障害の8つの治療法をご紹介していきます。
中高年の女性の中で、慢性疲労や情緒不安定という症状がおありの女性は、ぜひ、ご参考ください。
更年期障害の原因
女性は更年期にさしかかると、一般的に卵巣機能の低下が起こります。
卵巣から出る、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減ると、脳の視床下部にある自律神経中枢が悪い影響を受けることで、自律神経失調症や50代女性特有の家庭問題や環境から起こる様々なトラブルやストレスが、大脳辺縁系、大脳皮質といった脳の部位にダメージを与えて、精神不安定やうつ症状といった症状を起こします。
このような精神症状・自律神経失調症状が悪い意味での相乗効果を発揮し、更年期障害の要因となるので、病状が込み入っているのです。
更年期障害の代表的症状の一つは、ホットフラッシュといわれるのぼせや火照り、急な発汗といった症状で、閉経女性の4割以上がかかります。
それらの症状は、1年を超すケースもあり、より長期にわたることもありますが、通院治療が必要になるケースは2~3割程度とされています。
また、閉経後の女性の4割以上に見られるのがうつ症状で、次いで肩こりなども多く見られます。
更年期障害を感じたら、専門医の診察を第一に受け、血液ホルモン検査などを受診して、治療するようにしましょう。
更年期障害の8つの治療法
更年期障害はどの女性もかかりうるものです。
しかし、更年期障害の症状の軽重は十人十色で、例えば、真面目な性格の方などは、その症状が特にひどくなりがちだとされています。
無論、症状が重いケースでは医療期間を受診し、治療の必要性が出てきますが、軽いケースでは薬物療法以外で症状の緩和ができます。
例えば、運動による血行改善、イソフラボン、マグネシウムといった体にいい栄養素を摂るなど、食生活や生活習慣を改善していくこともまた、治療には大切な事項になります。
それでは、更年期障害の8つの治療法について以下で詳しく見ていきましょう。
日光浴
朝、太陽の光をきちんと浴びると、ヒトの体内時計はリセットされるといいます。
また、日光には、イライラ解消ホルモンのひとつであるセロトニンの分泌を促す効果があるとされています。
更年期障害の治療を希望する方に限らず、日光を浴びて、スタートを切ることが大切です。
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軽い運動をする
軽い運動をすれば、血行がますます良くなり、全身がホットになります。
自律神経を落ち着かせる作用があるため、一定の睡眠も確保できるでしょう。
また、軽い運動には、ストレス発散効果もありますから、まずは歩くだけでもはじめて治療につなげてみましょう。
体温を高く保つ
更年期障害にかかると、自律神経が失調しがちです。
自律神経のバランスを治すためには、温かくしてねることが重要です。
すると、自律神経のバランスがもどるようになり、血行促進もされて、更年期障害の治療もできて一石二鳥です。
自律神経をリラックスさせて、副交感神経が主に動く状態で寝ると、睡眠をほどよくとることができます。
食生活改善
質の良いタンパク質は、疲労回復効果があります。
その他、納豆や豆腐などの大豆製品に多く含有される大豆イソフラボンは、更年期障害の症状をやわらげる効果があります。
また、イライラを抑える物質であるマグネシウムをたくさん含む、アーモンドなどのナッツや海藻類、チョコを食べるのも健康によいでしょう。
バランスよい食生活をとりいれ、中でも上記食材を取り入れるとさらに治療にはよいでしょう。
アロマテラピー
アロマの香りを取り入れることで、心身を落ち着かせることができます。
特に、イライラを良く感じる方にはおススメと言えるでしょう。
おススメの香りは、ラベンダーなどの心を落ち着かせる効果のあるものです。
その他には、アンプレット・シード、ゼラニウム、ローズマリーなどの更年期障害や情緒不安定な症状の治療に効果的な種類も良いでしょう。
夫婦が共同でできる趣味を探す
中高年世代になると、子育ても終わり、お金や時間のかかる趣味に取り組むこともできます。
旦那さんと共通した趣味を見つけ、夫婦が共に過ごせる時間をつくることも、精神的安定に効きます。
更年期障害対策のヨガ
更年期障害のイラつきを消すには、ヨガが効果的です。
ゆっくりと動き、呼吸すると、うつ症状などが和らぎ、落ち着かせてくれる作用もあります。
効果的なのは朝で、朝一番に体操することで血行も良くなり、治療効果があります。また、気持ち良く1日を始めることができます。
漢方薬の服用
食生活だけを注意しても限界があり、手を尽くしても更年期障害にお悩みだという方もいます。
そこで、治療に漢方薬やサプリメントを使ってみるのもよいでしょう。
サプリの具体例としては、エクオール、プラセンタエキスなどの更年期障害に効果があるものがよいでしょう。
また、漢方なら、加味逍遙散(かみしょうようさん)がおすすめです。
漢方薬は比較的副作用が少ないものがほどんですが、購入前には薬剤師に相談してみましょう。
更年期障害と間違えやすい怖い病気
更年期障害と思いきや、違った病気ということがあります。
中には命に伴う危険な病気もありますので、更年期障害と決めつけず、不調の際はなるべく医療機関を受診することが大切です。
それでは、ここからは、更年期障害と間違えやすく危険な病気を、具体的に詳しく見ていきましょう。
高血圧
高血圧の人の症状には、肩こり・めまい、軽い頭痛がありますが、これはまた更年期障害でも頻繁にある症状です。
また、中高年世代では、年齢や立場上高血圧になりやすい時期であるため、素人目には区別できないケースがあるため、血圧測定の習慣を今のうちに身につけておいた方が良いかもしれません。
高血圧治療に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
婦人科系疾患
更年期ともなれば、月経の異常や不正な出血もまた、少なくありません。
体の中で大きな変化が起きていることから、不自然なこととは言えません。
ただし、不正出血は子宮筋腫など別の婦人科系疾患のケースがあります。
なるべく、婦人科系を受診することをおすすめします。
甲状腺機能障害
甲状腺機能障害は、更年期障害と同じ症状である、自律神経系の動悸や汗、手足の震え、イライラといった症状から、特に勘違いしやすいものといえます。
また、橋本病という病気も、脱力や疲労といった類似症状があるため、更年期障害と勘違いしやすいです。
自己診断前に、医療機関で診察をしてもらうようにしましょう。
糖尿病
糖尿病の初期症状としては、疲労感があるため、更年期障害とたいへん似た症状であることから、とても勘違いしやすいです。
糖尿病もなるべく早めに治療を受けた方が事なきを得ますから、頻尿や口の渇きなどが頻繁に気になるようであれば、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。
まとめ
更年期障害は、すべての女性がかかりうるものだ、といって差し支えないでしょう。
また、昨今、男性の更年期障害も起こりうることが明らかになってきました。
男女それぞれの体に起こる変化の違いを学習したうえで、それらの緩和方法を知り、うまく付き合っていくことが重要です。
ここまで当ページでは更年期障害の8つの治療法として、以下の方法を紹介してきました。
- 日光浴
- 軽い運動をする
- 体温を高く保つ
- 食生活改善
- アロマテラピー
- 夫婦が共同でできる趣味を探す
- 更年期障害対策ヨガ
- 漢方薬の服用
軽度の更年期障害なら、こちらで紹介した対策をするだけでも症状が緩和されるでしょう。
ただ、重い更年期障害にお悩みのケースでは、なるべく早めに医師の診察を受けて、治療してしまうほうがよいでしょう。
人生八十年といわれる現代、更年期は人生の折り返しに過ぎないかもしれません。
ストレスやイライラをうまく解消し、更年期障害と付き合うことで、更年期を治療しましょう。
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