冬になるとニュースで取り上げられる札幌祭りは、冬の代名詞ともなっていますよね?
札幌祭りは寒いけど、いつかは見てみたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
もちろん、札幌祭りを楽しむためには、事前に開催日時などを知っておく必要があります。
早めに準備をすれば、札幌祭りを存分に楽しむことができるようになります。
圧倒される様々な雪像、そして、屋台にならぶ北海道ならではの食べ物も、札幌祭りには欠かせません。
当ページでは、2016年札幌雪祭りの会場日程情報についてご紹介しています。
今年こそはと思っている方は、是非、参考にしてください。
札幌雪祭りはいつから始まったの?
札幌雪祭りの始まりは、地元の中高生が6つの雪像を大通公園に設置したことが始まりと言われています。
1950年に地元の中高生が作った6つの雪像から始まったなんてすごいですよね。
以降、札幌の冬の行事として市民の間で定着していき、1955年には、自衛隊が参加した大規模な雪像づくりに挑戦しています。
そして、第10回開催の1959年には、はじめてテレビや新聞でも紹介されることになり、翌年からは本州からの観光客も増えて札幌雪祭りが全国的に有名になっていきました。
こうして、札幌の雪まつりから日本全国へと知れ渡る冬の一大イベントと発展していったのです。
1972年には、冬季オリンピックが札幌で開催され、「ようこそ札幌へ」のテーマで雪まつりは世界にも広まることになりました。
2006年から2008年は、さとらんど会場を開設し、2009年からは第2会場をつどーむ会場とするなど、今も、新たな雪まつりの創出に向け進化しつづけています。
札幌雪祭りの2016年の日程は?
第67回さっぽろ雪まつりは2016年2月5日(金)~18日(木/祝)に開催される予定です。
大通公園・すすきの会場では2月5日(金)~11日(木・祝日)、つどーむ会場では会期が少し延長され18日(木)の間開催されます。
札幌雪祭りが非常に混み合うのはやはり週末と最終日、そして開催初日です。
開催中の平日の午前中は混雑が少ないので、ゆっくり観たいという人は、平日の午前中に訪れるようにしましょう。
毎年、夜は平日でも非常に混雑します。プロジェクションマッピングなどお目当てのイベントがある場合は、時間に十分な余裕をもって到着するようにすることをおすすめします。
この時期の札幌の日没は16時過ぎで17時頃にはライトアップがしっかりと楽しめ暗さになります。
入場料は全会場無料なので嬉しいですよね。
各会場が見学できる時間は大通会場は、公園なので自由に見学でき、夜は午後10時までライトアップされているためゆっくりと鑑賞することができます。
つどーむ会場は、開場時間が午前9時から午後5時までとなっており、すすきの会場は、すすきののメインストリートに立ち並ぶ雪像が午後11時(最終日は午後10時)までライトアップされます。
札幌雪祭りの会場
【大通会場】
北海道札幌市中央区大通西1~12
開催時間/見学自由(ライトアップは22時まで)
お問い合わせ:TEL.011-281-6400(さっぽろ雪まつり実行委員会)
【つどーむ会場】
北海道札幌市東区栄町885-1
開催時間/9時~17時
お問い合わせ:TEL.011-281-6400(さっぽろ雪まつり実行委員会)
【すすきの会場】
北海道札幌市中央区南4~6の西4丁目線市道
開催時間/見学自由(ライトアップは23時まで予定。最終日は22時まで)
お問い合わせ:TEL.011-518-2005(すすきの観光協会)
・車でアクセスする場合
【大通会場】
新千歳空港から道央自動車道経由で約30分、北広島I.C.から国道36号、創成川通経由約30分
【つどーむ会場】
新千歳空港から道央自動車道経由で約45分、伏古I.C.から札幌新道、篠路通経由約10分
【すすきの会場】
新千歳空港から道央自動車道経由で約30分、北広島I.C.から国道36号、札幌駅前通経由約30分
※
全ての会場で一般車両用の駐車場は設置されていないため、近くの一般の駐車場に止めるか、公共交通機関でのアクセスが良いでしょう。
・地下鉄・バスでアクセスする場合
【大通会場】
地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅下車(さっぽろ駅から約1分)、徒歩すぐ
【つどーむ会場】
地下鉄東豊線「栄町」駅下車(さっぽろ駅から約11分)、専用シャトルバス(有料)乗り換え、終点下車、徒歩すぐ ※シャトルバスは大通やすすきの、JR札幌駅を経由する便もあり
【すすきの会場】
地下鉄南北線「すすきの」駅下車(さっぽろ駅から約3分)、徒歩すぐ
札幌駅~大通駅~すすきの駅間は、地下道がつながっているので歩いても移動できます。それぞれ歩いて10分前後の距離です。地下道は地上より寒くないのでおすすめです。
※
混雑する場合も考えて、いずれの場合にも早めに行動するようにしましょう。
札幌雪祭り過去の作品
札幌雪祭りの醍醐味はなんといっても、本物そっくりの雪像ですね。
精巧に作られた雪像には、思わずため息が漏れてしまうなんてこともあります。
それぞれ、毎年テーマに沿った雪像やメッセージ性のある雪像が作られるため、見所満載です。
それでは、札幌雪祭りの過去の作品を見ていきましょう。
「あっマンモスだ!~チビナックスの北極探検隊~」(2008年)
出典:みる・みる・みらいSTV
地球温暖化が進む氷の世界が舞台となっていました。
融け続ける氷の調査にやってきた「チビナックス探検隊」が発見したのは、一万年前に絶滅した巨大マンモス。
古代ロマンは誰もが憧れるストーリーですよね。
そんなストーリーが忠実に再現されていた作品です。
「これが恐竜だ!」(2004年)
出典:みる・みる・みらいSTV
最新の研究に基づき、リアルに忠実に再現された恐竜たち。
卵から生まれたばかりの赤ちゃん恐竜、そして天を仰ぐような大型恐竜、今にも動き出しそうな臨場感あふれる恐竜たちを見事に再現した作品でした。
恐竜が生きていた時代へタイムスリップしたような気分になった方もいるのではないでしょうか。
「伊勢 神話への旅」(2013年)
出典:みる・みる・みらいSTV
伊勢といえば神話ですよね。
そんな神話を題材にした雪像は迫力満点です。
1300年もの間、語り継がれてきた尊い神話の世界、日本の形式美、伝統文化などが感じられる作品です。
「観光王国宣言!北海道」(2011年)
出典:みる・みる・みらいSTV
北海道といえば、生き物の宝庫でもあります。
シマフクロウ、キツネなど、北海道ならではの動物たちが勢ぞろいです。
また、アジアからの観光客も見据えて世界遺産である紫禁城、万里の長城なども登場しました。
様々な魅力がある北海道を観光王国にしたい、国内外の観光推進リーダーとして発展したいという思いが、詰まったメッセージになります。
「北の動物園」(2010年)
出典:みる・みる・みらいSTV
北海道には、有名な動物園があります。
札幌市の円山動物園、旭川市の旭山動物園です。
これらの動物園の人気者たちを雪像にして、それぞれの動物園の魅力を存分にアピールした作品になっています。
札幌雪祭りを見た後に、それぞれの動物園を訪れたくなったという人もいるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2016年こそはと思っている方は、今からスケジュールを立てても早くはありません。
早めにスケジュールを立てて、札幌雪祭りを思う存分楽しみましょう。
2016年の札幌雪祭りの日程や会場については以下の通りです。
会場:
大通公園 すすきの会場 つどーむ会場
日程:
大通公園・すすきの会場では2016年2月5日(金)~2月11日(木・祝日)
つどーむ会場では2月5日(金)~2月18日(木)
時間:
大通公園とすすきの会場は自由見学
つどーむ会場では9時~17時となっています。
日が暮れると、ライトアップがきれいですが、その分、寒さも増してくるので、雪にあまりなれていない人は、防寒対策や足元対策を万全にするようにしましょう。
特に夜はアスファルトがツルツルになるため、転びやすくなっています。
歩き慣れているはずの地元の方でも滑ることもあるので、怪我などをしないように十分注意して楽しむようにしてください。