
成長ホルモンと聞くと、大人には関係ないものと考えられている方も多いのではないでしょうか。
実はそうではありません。
子供の成長にとって不可欠であることは言うまでもありませんが、大人の身体においても美容・健康面で重要な役割を担っているのです。
成長ホルモンは、人間の体において、あらゆるプラスな要素をもっています。
そんな成長ホルモンですが、日常の生活習慣のちょっとした改善や工夫をしてみるだけで、体内で確実に成長ホルモンを増やすことができます。
当ページでは、さらに綺麗になりたい方や、お子様の身長を伸ばしたい方のために、成長ホルモンについての解説や、誰にでもできる成長ホルモンを増やすための手軽な方法を10個、具体的にご紹介しています。
是非、参考にしてみて下さい。
成長ホルモンについて
成長ホルモンは、主に2つの働きを持っています。
1つは、皆さんも想像される通り成長を促進する働きです。
子供の身体が大きくなったり、思春期において第二次性徴が発現したりするなどの現象は、この成長ホルモンの作用に起因しています。
また、成長ホルモンは大人になっても分泌され続け、筋肉や骨を形成する働きをします。もう1つは、代謝に関わる働きです。
栄養を体温に変換するシステムであるエネルギー代謝を上げたり、細胞の再生を促したりします。
年を取るにつれて成長ホルモンが産生されづらくなり代謝が下がると、エネルギー変換されなかった脂肪が身体周りについて中年太りの状態になったり、肌や髪の細胞の生まれ変わりのスパンが長くなって、髪の量が減ったり肌の若々しさが失われたりするのです。
また、基本的には年齢を重ねるにしたがって作られる成長ホルモンの量は減っていきますが、こちらに関しては、個人差があります。
一般に、若く見える人ほど成長ホルモンの分泌量が多く、老けて見える人はその逆と考えられています。
成長ホルモンを増やす10の方法
成長ホルモンが若々しさを保つために欠かせないものであること、また何も対策を打たなければ減っていってしまうものであるという事も、ここまでの解説で、お分かりいただけたかと思います。
ここからは、成長ホルモンを増やすのに実際に効果のある方法を10個、具体的にご紹介していきます。
どの方法も、再現性があり、日常生活の中ですぐに取り入れられる方法です。今日からでも試してみてはいかがでしょう。
睡眠の質を上げよう
成長ホルモンは眠っている間につくられるものです。
したがって、睡眠時間が少なかったり、何度も夜中に目が覚めるなど質の悪い睡眠になったりしている場合、成長ホルモンの分泌量も不十分になってしまいます。
寝る前の夜食を控える
寝る前にお腹が空くと、ついつい何かつまみたくなりますよね。
でも、これでは内臓が休めなくなり、結果的に睡眠の質が下がって成長ホルモンの分泌が減少する原因となります。
また、おなかの空いた状態のほうが成長ホルモンは作られやすいとも言われています。成長ホルモンを増やしたいなら、寝る前に食べることは避けましょう。
食事の時間を見直そう
先ほども述べたように、成長ホルモンは空腹で血糖値が下がっているときにより作られやすくなります。
これは、肝臓で糖の一種であるグルコースを放出して血糖値を元に戻そうとする際、成長ホルモンがこの働きを促すために分泌されるからです。
つまり、時間に従って食事をとるよりも、自分が空腹を感じたら食事をとるようにすれば、成長ホルモンが多く生成されることになるのです。
お風呂は熱めに!
熱いお風呂は脳に適度なストレスを与えます。
このストレスが感知されたときにも成長ホルモンがつくられます。
同じ原理で、サウナなども効果的です。
格闘家やアスリートなどが好んでサウナを利用するのは、成長ホルモンの生成を促進して身体を健康に保つ意味でも納得できると言えます。
バスタイムは寝る1時間前に!
寝る1時間前に入浴することにも、成長ホルモンを増やす効果が期待できます。
入浴すると体温が上がりますが、上がった体温が急激に下がるのが1時間後と言われています。
体温が急激に下がると、それに呼応して成長ホルモンが分泌されます。この適切な体温差を作るために、入浴は寝る1時間前にするのがよいのです。
内臓脂肪を減らそう
内臓脂肪が多い人の血液中には、成長ホルモンの分泌を妨げる遊離脂肪酸という物質がより多く含まれています。
あるデータによれば、肥満の人は普通体系の人と比較して75%も成長ホルモンの分泌が少ないという結果が出ています。
有酸素運動
有酸素運動には、血中の一酸化窒素量を大きくアップさせて血管を広げ、血流をよくする効果があります。
血流がよくなると成長ホルモンの分泌量も上がります。
筋トレ
筋トレ、すなわち無酸素運動をすると、疲れの原因物質である乳酸が筋肉に溜まります。
この乳酸は成長ホルモンの生成を引き起こします。
スロートレーニング
普通よりゆっくりと行う筋トレ、スロートレーニング。
先ほど、筋肉に負荷がかかり乳酸が発生すると成長ホルモンが産生されると述べましたが、このスロートレーニングを行うと、さらにたくさんの乳酸が出るようになります。
結果として分泌される成長ホルモン量は、安静にしているときの100倍にものぼります。
ストレスフリーな生活を!
過度なストレスがあると、自律神経が乱れたり睡眠の質が下がったりして成長ホルモンの分泌が阻害されてしまいます。
規則正しく、なるべくストレスの少ない健康的な生活を送ることが重要です。
成長ホルモンを増やす5つの食べ物
成長ホルモンの分泌を盛んにする効果が高いとして注目を集めている物質の一つに、「アルギニン」というアミノ酸の一種があります。
生活習慣の改善に加えてこのような物質を食べ物から摂取すれば、さらに成長ホルモンを増やすこともできます。
ここからは、5つの食べ物を具体的に紹介、解説していきたいと思います。
チョコレートやココア
チョコレートやココアの原料となっているカカオは、一酸化窒素の生成を増やすフラバノールという物質を含んでいます。
有酸素運動のところでも紹介したように、一酸化窒素が血中に増えると成長ホルモンも増加します。
また、疲労回復に作用する際も成長ホルモンの分泌を促してくれます。
肉
肉類に多く含まれるタンパク質には、成長ホルモン生成に必要でありながら体内で作ることができない必須アミノ酸が含有されています。
ぜひしっかり摂取するようにしましょう。
赤身や鶏のムネ肉などなら、カロリーが低いので太ることを気にせずに食べることができます。
シジミ
シジミはオルニチンという物質を含んでおり、この物質も成長ホルモンの分泌を盛んにする効能を持っています。
また、冷凍したシジミは生のものに比べ8倍ものオルニチンを含んでいるそうです。
大豆食品
アルギニンを豊富に含むのが大豆。大豆製品は豆乳、きなこ、豆腐、納豆など様々なバリエーションがあります。
飽きることなく積極的にとることができますね。
クルミ
クルミにもアルギニンが含まれています。
脂質が多いと心配になるかもしれませんが、クルミに含まれているのは不飽和脂肪酸といって、多量に摂取しても血液がドロドロになることのないものですので大丈夫です。
若返りの効果もあるのは嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたか。
自然に任せたままでは年とともに減っていくだけの成長ホルモンですが、生活の簡単なひと工夫で手軽に増やすことができることがご理解いただけたかと思います。
当ページでお伝えした成長ホルモンを増やす方法は以下の10個です。
・睡眠の質を向上する
・寝る前に食べない
・空腹になるまで食事をとらない
・熱いお風呂・サウナを活用
・寝る1時間前に入浴する
・内臓脂肪を減らす
・有酸素運動
・筋トレ
・スロートレーニング
・ストレスをためない
また、お子様の場合は健康的な生活習慣が何より大切です。
好き嫌いをなくし、栄養バランスに配慮した食事をとらせたり、夜は早めに寝るようにさせたりすることに気を遣ってあげましょう。
大人の場合も、規則正しくストレスのない、健康的な毎日を過ごすことが非常に効果があると言えます。
当ページと併せて以下の記事も参考にして頂く事で、より効率的に成長ホルモンを増やすことができます。



