「みかん肌」。言葉の響きは何となくかわいいけれど、実はみかんのようにデコボコしている肌のこと。
メイクで隠すのにも限界があり、このことがコンプレックスとなって、自分に自信が持てないという人もたくさんいます。
みかん肌はどうしてなるの?
みかん肌を治す方法は?
みかん肌に効き目のある化粧品は?
毛穴が目立つ、肌の表面には凹凸、手触りはざらざら・・・。
思春期のころにニキビを間違った方法でつぶしたなどが原因で、大人になってから悩む人も多く、コンプレックスになっている人も多いと思います。
そんなみかん肌、どうにかしたいですよね。肌のコンプレックスは、しっかりとしたケア方法を着実に行えば、絶対に綺麗になります。
そこで、当ページでは、みかん肌を治すために効果的な10の方法についてご紹介しています。
肌の凹凸や毛穴を何とかしたいという方はぜひ、参考にしてください。
みかん肌とは
みかん肌とは、別名オレンジピールスキンといって、みかんの皮のように、デコボコしていたり、触り心地もざらざらしたりしている状態のことです。
メイクをしても、毛穴にファンデーションが溜まってしまったり、寄れたり崩れたりして、かえって目立ってしまう厄介者です。
みかん肌の原因は、大きく分けて「ニキビ跡」と「毛穴の開き」の2つがあります。
思春期にニキビができても放置しておいたり、気にし過ぎてつぶしてしまったり、ニキビケアを十分にしてこなかったため、肌がニキビ跡でデコボコしてしまいみかん肌を作っていきます。
また、毛穴が開いていると、古い角質や汚れが毛穴に詰まってしまいます。毛穴が詰まると、毛穴が開きっぱなしになってしまって元に戻らなくなってしまいます。
そのため、ざらざらした感触の肌になって、みかん肌になってしまいます。
このほかにも、みかん肌にはさまざまな原因があり、スキンケアだけでなく、生活習慣や食生活が影響することもあります。
みかん肌を治すために効果的な10の方法
みかん肌とは、普段からのスキンケアを怠ってしまったり、不規則な生活を送ったり、バランスのよくない食生活などからも起こります。
しかし、諦める必要はありません。今からでも、スキンケア方法を改善したり、生活習慣を改めたりすることで、時間はかかるかもしれませんが、確実にみかん肌から脱却できるのです。
それでは、みかん肌を治すために効果的な10の方法を具体的に紹介していきます。
食事を見直す
普段の食生活で、脂っこいものや甘いもの、お酒や刺激の強いものを多く摂っていると、ニキビや吹き出物が出やすくなって、みかん肌を作ってしまいます。
できるだけ、ビタミンCやコラーゲンのたっぷり入った食事を心がけるようにしましょう。
洗浄力の強い洗顔料は避ける
たとえば、ピーリング剤やスクラブ剤が入った洗顔料、オイルクレンジングなどは、肌に刺激を与えてしまいます。
角質が分厚くなって、毛穴を詰まらせてしまうため、かえって肌がデコボコになってしまいます。
洗顔は泡立てて
ゴシゴシ洗うと、それが刺激となって、毛穴のまわりの角質を厚くしてしまいます。たっぷりの泡で優しく包み込むように洗いましょう。
肌に泡を載せておくだけでも余分な皮脂は落とすことができます。
蒸しタオルを使う
クレンジングするまえに、蒸しタオルで顔全体を温めておくことで、毛穴が開きます。
毛穴が開くと、毛穴の汚れが浮き上がってくるので、ゴシゴシと擦らなくても、クレンジングできれいになります。
さらに蒸しタオルをすることによって、肌の血行が良くなって新陳代謝がアップします。デコボコの肌を改善し、ツルツルの肌へと回復を早めてくれます。
しっかりすすぐ
洗顔にかけた時間の2~3倍くらいは、すすぎの時間に取るようにしましょう。具体的には最低でも20回以上は、すすぎます。
それくらい、石鹸成分は意外と肌に残るものだからです。石鹸成分が残ってしまうと、肌トラブルの原因になります。
洗顔後はしっかりと保湿を
洗顔後は、できるだけ早く、洗顔後3分以内には保湿してあげましょう。毛穴のたるみは加齢だけでなく、乾燥によって、肌細胞の再生力が衰えて起こります。
再生力をアップして毛穴を引き締めるように、しっかりと保湿することが大切です。
洗い過ぎに注意
ニキビが気になるからといって、洗い過ぎると、肌に必要な成分まで洗い流してしまうことになります。
そうすると、肌は自分を守るために、皮脂を過剰に分泌し始めるので、さらなるニキビの原因を作ってしまいます。1日2回を基本に、洗い過ぎには注意しましょう。
ニキビや吹き出物は絶対につぶさない
もしニキビや吹き出物ができても、つぶさないことが肝心です。
炎症が起こっている赤ニキビ、黄ニキビに移行する前に、洗顔やニキビ用の塗り薬などでニキビ対策をしておけば、痕に残ることはありません。
睡眠時間はたっぷりと
寝不足が続くと、肌のコンディションが悪くなることは経験的に知っているでしょう。寝不足は、寝ている間に肌の修復をしてくれる成長ホルモンの分泌が悪くなるからです。
できれば、午前0時前のその日のうちにベッドに入って、しっかりと睡眠時間をとるように心がけましょう。
便秘をしない
とくに女性の場合、便秘は肌の大敵です。食物繊維をたっぷり、そして発酵食品を積極的に摂るように心がけましょう。
過度のダイエットも便秘になります。最近では、オメガ3である「えごま油」や「亜麻仁油」を一日スプーン一杯摂取することで、便秘を解消する効果も注目されています。
みかん肌に効き目のある化粧品5選
みかん肌を改善する早道は、効き目のある化粧品を選ぶことです。
その条件は、「優しく汚れを落とす」「毛穴を引き締める」「角質を柔らかくする」「新陳代謝をアップする」「美容成分が肌の奥まで浸透する」ことです。
それでは、みかん肌に効き目のあるスキンケア用品5選を具体的に紹介していきます。
ビーグレン 毛穴ケアプログラム
出典:キレイラボ
ビーグレンの毛穴ケアセットは、毛穴の詰まり、毛穴の開きによるみかん肌を解消する際に、もっともパワフルで即効性があると定評の化粧品です。
吸着力の強い粘土によるクレイ洗顔で毛穴の中に詰まった汚れをスッキリ洗浄。
その後、化粧水、美容液で大きく広がった毛穴をしっかり引き締め、毛穴のデコボコをスベスベにしていきます。
軽度のみかん肌なら2週間程度。重症のみかん肌でも1ヶ月半ほどでキレイにできる圧倒的な即効性が魅力です。まずは7日間のトライアルでその実力を確かめてください。
価格:¥1,944
アクレケア
出典:アマゾン
肌に負担をかけず、ゆっくりやさしくみかん肌を治すタイプ。お肌を刺激しないから、敏感肌の人にピッタリです。
みかん肌の原因で一番多いニキビ跡のデコボコを治すために開発された化粧品ですが、アトピーや炎症の跡によるみかん肌を治すのにも適しています。
アクレケアの成分は、厳選された低刺激の自然派のものばかり。即効性はありませんが、3ヶ月以上の継続で徐々に肌のデコボコが修復され、キレイな平らな肌になっていきます。
価格:¥ 8,000
リプロスキン
出典:アマゾン
リプロスキンはニキビ跡を中心に、肌荒れ、アトピーの跡によるみかん肌を治すことを目的に開発。まさに「みかん肌を治すため」の専用化粧水です。
古い肌を剥がしてみかん肌のデコボコをなくし、その内側に新しい肌を作っていくというピーリングにも似た方法でみかん肌を治しツルツルスベスベの肌に生まれ変わらせてくれます。
しっかり継続して使うことを前提に毎日しっかりケアを続けることで、多くのみかん肌を改善してきた実績のある化粧水です。
価格:¥ 5,650
米肌(MAIHADA) 肌潤化粧水 コーセー KOSE
出典:アマゾン
毛穴の開き、たるみなどでデコボコになってしまった毛穴のみかん肌に最適です。
低刺激処方で作られているため、毛穴を引き締める際のツッパリ感がなく、また肌に刺激がないので肌が弱い人でも安心して使えます。
毛穴の開きやたるみの修復は、ゆっくりしたペースで行われます。とくに、30代以降、40代50代の衰えてきた肌にやさしく作用します。
カサカサになってきた肌に潤いを与え、適度なつややかさ。肌のたるみを自然に解消することころがアンチエイジングにもつながります。
価格:¥ 4,500
草花木果 竹 3点セット(ローション、マスクジェル、洗顔ミルク)
出典:アマゾン
草花木果の毛穴ケアセットは、多くの毛穴みかん肌を治し続けている実績のあるスキンケアです。
草花木果では、洗浄力の優れた洗顔で毛穴の中の角栓や汚れをスッキリ洗い流します。そして、化粧水とマスクジェルにより美容成分を与え、引き締めていきます。
この3つのステップで、開いた毛穴とそれによるデコボコを治し、みかん肌が改善されていきます。
肌にやさしい天然成分を使用しているため肌に優しく、敏感肌の人、肌の衰えが目立ち始めた50代以降の人でも快適に使用できます。
価格:¥ 6,878
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ニキビ跡がクレーターのようになってしまうと、肌の再生は不可能になります。
そのときには、美容外科や皮膚科で保険の効かない高額な医療用レーザーで治療を行うこともできます。
しかし、まだみかん肌程度であれば、時間はかかるかもしれませんが、地道な努力でツルツルの肌を取り戻すこともできるのです。
みかん肌が最後のボーダーラインだと思って、がんばってみましょう。
このページでは、以下のようなみかん肌を治すために効果的な方法をご紹介してきました。
- 食事を見直す
- 洗浄力の強い洗顔料は避ける
- 洗顔は泡立てて
- 蒸しタオルを使う
- しっかりすすぐ
- 洗顔後はしっかりと保湿を
- 洗い過ぎに注意
- ニキビや吹き出物ができても、絶対につぶさない
- 睡眠時間はたっぷりと
- 便秘をしない
さらに、みかん肌を改善するためにおすすめの化粧品も、以下のようにご紹介してきました。
- ビーグレン 毛穴ケアプログラム
- アクレケア
- リプロスキン
- 米肌(MAIHADA) 肌潤化粧水 コーセー KOSE
- 草花木果 竹 3点セット(ローション、マスクジェル、洗顔ミルク)
みかん肌の多くは、思春期のころのニキビが原因です。しかし、今からそれを悔いても仕方ありません。勝負はこれからです。
肌は毎日生まれ変わっています。スベスベの肌をキープするためにも、化粧品に頼るだけでなく、体の中から健康な素肌作りをするように心がけましょう。