
急に顔がほてって、毛穴という毛穴から汗が噴き出てしまうような感覚に陥ってしまった経験ありませんか?
自分ではどうしたらいいのかちょっとしたパニックに陥ってしまったという方も居るのではないでしょうか。実は、これが俗にいう「ホットフラッシュ」なのです。
ホットフラッシュってどうして起こるの?
ホットフラッシュの対処法は?
ホットフラッシュを予防する方法は?
更年期症状の中で、最も多く一般的なものがホットフラッシュです。
これは周囲の環境に関係なく、「のぼせ」「ほてり」「発汗」などの症状が突然出るというものですが、このホットフラッシュの対処法を知っておけば、周囲に対する対応策もとれて、余計な不安も取り除くことができます。
そこで、当ページでは、ホットフラッシュの対処法と予防法総まとめ15選までをご紹介しています。更年期を迎え、ホットフラッシュに悩んでいる女性はもちろんですが、その他にも似たような症状に悩まされている方は、当ページをぜひ、参考にしてください。
ホットフラッシュとは
ホットフラッシュは、更年期障害の中でも70%くらいの人が経験するもので、特に女性に多く更年期障害の代名詞のようにいわれています。
40歳代以降になって、突然、顔がほてって、背中から顔にかけて汗が噴き出る症状のことをホットフラッシュといいます。
例外として、20代、30代の若い年齢層でも自律神経の乱れから、ホットフラッシュ同様の症状になってしまう場合もあります。
近年ではホットフラッシュといえば、更年期障害の代表的な症状として知られ、その具体的な症状としては、「頭に血が上ったような」「暑くもないのに汗がドッと噴き出て」「手足が冷たいのに、顔だけが異状にほてって」など、人それぞれです。これは、ホルモンのバランスが崩れてしまったことが原因です。
卵巣では、老化によってもう卵子を作れない状態なのにもかかわらず、脳ではそのことがわからずに、ホルモンを分泌し続けます。
すると体温を調節する自律神経が狂ってしまい、突如として汗が噴き出すホットフラッシュという症状になってしまいます。
ただし、更年期になってもホットフラッシュなどの更年期障害を経験しない人もいます。更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンの減少ですが、それだけでなく人間関係のストレスや、性格的なものも原因となっているからです。
ホットフラッシュの対処法10選
更年期障害の代表的な症状であるホットフラッシュですが、いざその症状が出たときに、対処法を覚えておくと気持ちも楽になります。
それでは、ホットフラッシュの対処法10選を具体的に紹介していきます。
首筋にウエットティッシュをあてる
外出中などに突然ホットフラッシュに見舞われたら、汗取りシートを用意しておき首筋に当てるようにしましょう。
首の太い血管を冷やすことで、急激な暑さをしのぐことができます。
下半身を温める
暑いのに温める?と思いがちですが、ホットフラッシュは「のぼせ」状態です。
のぼせは、下半身の冷え性の一種です。
とくにお腹まわりを冷やすとのぼせになりやすいので、腹巻などをして自己防衛しましょう。
腹式呼吸をする
普段私たちは、胸で呼吸する「胸式呼吸」をしがちです。胸式呼吸では呼吸が浅くなってしまいます。
自律神経のバランスを整えるためには、リラックス効果のある腹式呼吸をしてみましょう。
これは、意識しないとなかなかできないので、仕事中でも休み時間を使って、意識的に行うのがポイントです。
衣類の調整をする
ホットフラッシュは、突然体が熱くなって汗が玉のように噴き出してくる状態です。
温度調節がしやすい服装を心が出ましょう。着脱しにくいインナーではなく、カーディガンやストールなど重ね着のできるものを活用しましょう。
ツボを押す
ホットフラッシュは自律神経の乱れで起こります。自律神経のバランスを整えるツボを刺激して全身にバランスを整えてあげましょう。それには「大横(だいおう)」が効果的です。
大横の場所は、おへその両側、指4本分のところにあります。
上半身と下半身のバランスをとるツボです。
1、2、3でゆっくり力を入れていき、5秒間くらい軽く押します。
そして、ゆっくり離していきます。これを何回か繰り返しましょう。
運動で汗をかく
汗をかかない生活を続けていると、汗腺が働かなくなる状態になります。
そうするとホットフラッシュになったとき、比較的汗腺の集中しているわきの下や顔に集中して汗が出るようになってしまいます。
普段から運動をして体中の汗腺をスタンバイさせておけば、顔など目立つところに汗が集中せずに済みます。
お風呂で血行不良を解消
とくに半身浴をすることで、発汗を促し、運動と同じように休んでいた汗腺を活発にしてあげましょう。
さらに冷え性によって「顔のぼせ」がある場合にも、しっかりとお風呂で温めてあげると改選されます。
漢方薬を試してみる
漢方薬も穏やかですが、効果があります。
虚弱で疲れやすいタイプには…加味逍遥散(カミショウヨウサン)
貧血気味で冷え性タイプには…当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
比較的体力があるタイプには…桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
漢方専門店で、自分の症状や体質に合わせたものを調合してもらうのがベストです。
サプリを試す
ホットフラッシュの原因は女性ホルモンであるエストロゲンの減少です。サプリでホルモンバランスを整えることで、ホットフラッシュを軽減できます。
とくにおすすめは、プラセンタや大豆イソフラボンといった成分が含まれるサプリです。
病院でホルモン療法を試してみる
ひどいホットフラッシュをはじめ、ほかの更年期障害で毎日がつらいという人は、病院でホルモン療法を試してみましょう。
激減したホルモンを補充する治療で、飲み薬やパッチなどいろいろな方法があります。
特にこのホルモン療法は、ホットフラッシュに関して効果が高く、すぐに実感できるようです。
ホットフラッシュ予防に効果的な5つの方法
更年期は誰にでも起こることです。そのためホットフラッシュもある程度覚悟しておかなくてはなりません。
ただし、とても軽い人、ほとんど感じない人がいるように普段からの生活習慣などでホットフラッシュを予防することも可能です。
それでは、ホットフラッシュ予防に効果的な5つの方法を具体的に紹介していきます。
ストレッチ
ストレッチの注意は、ゆっくりやること。早く動かすと、のぼせている頭がふらふらして目が回ることがあります。ゆっくりと、1日1回1週間つづけてみてください。
日を増すごとに、「ちょっと変わってきたかも」って感じになるはずです。
ストレッチに関して、具体的な方法は以下の動画を参考にしてみてください。
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大豆製品を食べる
大豆に含まれる大豆イソフラボンが、女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きを示すことがわかっています。
昔から日本の女性は、欧米の女性に比べると更年期障害が軽くて済んでいました。これは味噌や醤油など大豆発酵製品を多く摂取していたからだといわれています。
できるだけ、毎日の食生活に大豆製品を取り込むように心がけましょう。
刺激物を避ける
ホットフラッシュを誘発する刺激物は避けるようにしましょう。辛いものやカフェインを多く含むコーヒーや紅茶も食べたり飲み過ぎないようにしましょう。
また、砂糖を多く含んだお菓子類は体を冷やす原因になるので、こちらも食べ過ぎに注意が必要です。
ストレスをためない
ホットフラッシュが起こる原因は、自律神経のバランスが崩れてしまうことです。
自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っていますが、ストレスによって交感神経の優位がずっと続いてしまいます。
交感神経は発汗を促す働きもあるので、ホットフラッシュを誘発させてしまいます。普段からストレスをためず、発散するように心がけましょう。
質の高い睡眠をとる
私たちの体は、眠っている間に成長ホルモンが分泌され、いろいろなところを修復してくれます。
そのためには質の高い睡眠が必要です。
決まった時間に寝たり、寝室がん無理につきやすい環境になっていますか?
なかなか寝付けないという人には、睡眠を促す音楽を流してみてはいかがでしょう。就寝前のスマホやパソコンからのブルーライトは、脳を興奮状態にしてしまうといわれているので、寝る1時間前くらいから使用は控えるようにしましょう。
睡眠に関しては以下の関連記事でも詳しく解説していますので、こちらも併せて参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
更年期障害の代表的症状であるホットフラッシュは、自律神経を整えることでかなり改善できることがお分かりいただけたでしょか。
ここまで当ページでは以下のホットフラッシュの対処法と予防法をご紹介してきました。
<解消法>
- 首筋にウエットティッシュをあてる
- 下半身を温める
- 腹式呼吸をする
- 衣類の調整をする
- ツボを押す
- 運動で汗をかく
- お風呂で血行不良を解消
- 漢方薬を試してみる
- サプリを試す
- 病院でホルモン療法を試してみる
<予防法>
- ストレッチ
- 大豆製品を食べる
- 刺激物を避ける
- ストレスをためない
- 質の高い睡眠をとる
ホットフラッシュのように、急に顔がほてって、顔汗をかくといった症状でよく似たものに甲状腺異常のバセドー病や代謝異常の糖尿病があります。
健康診断の数値などで「もしかしたら」と思い当たる人は、検査をしてもらいましょう。
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