
我が子の成長とともに、身長をできるだけ伸ばしてあげたいと思っている親は多いものです。
自分自身が背が小さくてコンプレックスを持っていた親にとって、子供の身長は「もしかして遺伝したのかも」と深刻な悩みですらあります。
以下のような悩みに対して、心当たりがある親御さんも居るのではないでしょうか。
子供の身長が周りの子より小さいけど大丈夫?
身長が伸びない…というのは遺伝するの?
身長を伸ばすためには、具体的にどうしたらいいの?
身長に関しては、さまざまな言い伝えや、ジンクス、デマが横行しており、何を信じていいのかわからないという声も聞こえます。
しかし、実際小学生のお子さんから中学生の身長の伸び盛りのお子さんであれば、誰にでもできるある方法の実践や食生活の心掛けだけで効率的に身長を伸ばすことが簡単にできるのです。
当ページでは、子供の身長を伸ばすために必要不可欠なポイントについて10個紹介しています。
自分の子供には大きく育ってもらいたいと思ってらっしゃるお父さん、お母さんは、ぜひ、参考にしてください。
子供の成長期と身長
子供の成長期は一般的に、思春期を迎えた後の3年~4年間をさします。
女子で小学校高学年から中学生。男子で中学生から高校生の頃です。
この時期は身長が急激に伸びます。
成長期に伸びる身長は女子で12~25センチ、男子で20~32センチも伸びるといわれています。
医学的には骨に「骨端線」が残っている時期までが成長期とされています。
そのため、20歳を過ぎても身長が伸び続ける人もいます。
子供の身長と思春期は大きく関係しています。
そのため、身長をしっかり伸ばすには、思春期の過ごし方が大切になってきます。
肥満気味の子供は思春期の訪れが早くなります。
男の子なら精通が、女の子なら生理が早く訪れます。
そのような場合は、身長が伸びる時期が早まり、周りが思春期に入って身長が伸び始める頃には伸び悩んでしまいます。
背を伸ばすためには、思春期に入る前に肥満を解消し、標準体型を保つことが大切です。
そのためには、小さい頃からの食生活、運動、そして睡眠の管理が必要になってきます。
子供の身長を伸ばす10の方法
子供の身長を伸ばすためには「牛乳を飲め!」という事を、昔から良く聞きますよね!?
「牛乳=カルシウム=骨=身長」という考え方です。
確かにカルシウムは身長にかかわる大切な栄養素ですが、それほど単純なものではありませんし、その考え自体古いと言っても過言ではありません。
現代の医学では、子供の身長を伸ばすためには、いくつかのタイミングと方法が有効であることが分かっています。
それでは、子供の身長を伸ばす10の方法を具体的に紹介していきます。
カルシウムを摂る
カルシウムは、骨を強くする働きを担っています。
骨が成長する思春期にカルシウムを多く摂取することで、伸びた骨を強化することができます。
カルシウムを多く含む食品は、牛乳をはじめとする乳製品、海藻、小松菜や切り干し大根などの野菜、大豆製品などにも多く含まれています。
子供の身長を伸ばす食品に関しましては、以下の記事も参考にしてみて下さい。
タンパク質を摂る
身長を伸ばすためには、骨の材料となるタンパク質を摂る必要があります。
タンパク質は成長ホルモンの分泌を促す作用もあります。
タンパク質を多く含む食品は、鶏のささみや胸肉、豚ヒレ肉、マグロ、タラ、カツオ、卵などです。
亜鉛を摂る
亜鉛は成長ホルモンに関係していて背を伸ばすのに欠かせない物質です。
日本人は比較的摂取量が不足しているといわれています。
亜鉛を多く含む食品は、牡蠣、納豆、牛・豚もも肉、ホタテ、豚レバーなどです。
マグネシウムを摂る
マグネシウムはカルシウムの吸収と代謝を調節します。
せっかく摂ったカルシウムもマグネシウムがなければ有効活用することができません。
マグネシウムを多く含む食品は、大豆製品、アーモンド、ほうれん草、牡蠣、インゲン豆などです。
サプリメントを飲む
食事から栄養を摂るのが理想的ですが、それにも限界があります。
もし子供の身長が気になるようでしたら、カルシウムをはじめとする身長の伸びに関連した栄養素が濃縮されたサプリメントを試してみてはいかがでしょう。
睡眠時間を十分に取ることを心掛ける
昔から「寝る子は育つ」といいますが、これは医学的にも理にかなっていることです。
成長には脳下垂体から分泌される成長ホルモンが重要な働きをしています。
そしてその働きを左右するのがいかに深く質のいい睡眠をとるかにかかっています。
成長ホルモンを最大に分泌させるためのポイントを以下にまとめておきます。
・夜9時までには寝る
・暗くして、静かな場所で寝る
・寝る前にものを食べない
・朝、起きたら太陽をしっかりと浴びる
成長ホルモンの分泌のために、上記4つを心掛けるようにして下さい。
睡眠に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
適した運動をする
運動の中でも、バスケットボールやバレーボールなど身長の高い人が多いスポーツがあります。
これはジャンプすることが多く、骨に縦方向の負荷が加わることで骨を刺激するからです。
運動は睡眠時にも熟睡を促して、骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌を増やす効果もあります。
身長の伸びを妨げる運動はしない
すべての運動が身長に良いとばかりは限りません。
特に身長が伸びようとする成長期にやってはいけない運動があります。
それはダンベルやゴム、重いおもりをつけて鍛える筋トレです。
筋肉を過度に鍛えると、骨の成長を逆に妨げてしまって伸びることができません。
肥満を防ぐ
肥満は思春期を早めてしまいます。
思春期到来のきっかけとなる性ホルモンには、身長の伸びを加速する効果と同時に、骨を固めて成長を止める作用があるからです。
そのため、子どもの頃は思春期の到来を遅らせて、背が伸びる期間を長くすることが大切ですから、できるだけ肥満を防ぐことが必要です。
病院で検査してみる
周りの同年代の子供たちに比べるとあきらかに背が小さいといった場合、もしかすると成長ホルモンの分泌に問題があったり、何か代謝にかかわる病気が隠されている可能性があります。
心配になったら、小児科を受診してみましょう。
検査結果、それほど心配しなくてもいいかもしれませんし、場合によっては成長ホルモンを投与される場合もあります。
身長の伸び悩みは逆効果
思春期は、脳下垂体から性腺刺激ホルモンが大量に分泌され、男子は筋肉がつき女子は体にふくらみを帯びてきます。
やがて精通や初潮が始まり、その後背の伸びも止まって大人の体が完成します。
身長を伸ばすためには、この思春期を遅くすればするほどいいといわれています。
なぜなら、性腺刺激ホルモンは背を急激に伸ばすけれど、止めるのも早いからです。
思春期が来るのを遅らせて、1年でも2年でも背が伸びる期間を伸ばせば、確実に身長は高くなります。
思春期の到来を遅らせるために最も効果があるのが睡眠です。
子供のうちから睡眠不足が続くと性ホルモンの抑制が弱くなって、背が伸び切っていないうちに性ホルモンが大量に分泌されるようになり、早い時期に身長の伸びが止まってしまいます。
また子供の成長に悪影響を及ぼすのが「親からの過剰なプレッシャー」です。
子供の身長を伸ばしたいと願う気持ちが強ければ強いほど、子供には無言のプレッシャーとなってしまいます。
このプレッシャーはストレスを感じさせ、それによって成長ホルモンの分泌を阻害することとなって、背が伸びにくくなってしまいます。
子供に過大なプレッシャーを与えないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで子供の身長は、ほとんど親からの遺伝で決まってしまうと考えられてきました。
しかし、研究が進むにつれて、栄養であったり、運動、ホルモンの関係で身長を少しでも伸ばすことが可能となってきました。
当ページでは子供の身長を伸ばすために不可欠なポイントとして以下の方法をご紹介してきました。
・カルシウムを摂る
・タンパク質を摂る
・亜鉛を摂る
・マグネシウムを摂る
・サプリメントを飲む
・睡眠を十分に
・身長を伸ばすのに適した運動をする
・身長の伸びを妨げる運動はしない
・肥満を防ぐ
・病院で検査してみる
あるアンケート調査では全体の7割の人が今より身長が高くなりたいと答えています。
身長は遺伝や体質によって決まる部分もありますが、生活環境によっても左右されるので、子供の生活環境に気を配って、精神的なプレッシャーを与えないようにしましょう。
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