
エレベーターなどの密室でおならをもよおしてしまったときなど、その臭いに本当に「穴があったら入りたい」という気持ちになってしまいます。
おならは、臭いがきつい時と、そうでもない時があるかと思います。
そんなおならに関して、以下のような悩み、疑問を抱かれた方も居るのではないでしょうか。
おならはなぜ臭いの?
おならの臭いを治す方法はあるの?
おならの臭いをなくす食べ物って?
人前ではなかなかできない『おなら』。おならを出してしまうと臭いが気になってしまいますよね。
しかし、その嫌なおならの臭いは、食生活の改善や、日々の生活習慣を見直すことで簡単に治すことが可能なのです。
当ページでは、おならの臭いを治す10の対策方法についてご紹介しています。
「最近おならの臭いがきつくなってきた…」。「おならの臭いが気になる…」という方はぜひ、参考にしてください。
おならが臭い原因
そもそも、おならとは腸内に生じるガスのことです。そして、その原料のほとんどは「口から飲み込んだ空気」「食物の分解ガス」です。
口から飲み込んだ空気というのは、食べ物を飲み込むときに一緒に空気を飲み込んでしまうからです。
これは早食いの人に多く、よくかんで唾液と食物を混ぜ合わせながら空気を抜いていけば、おならの原料は少なくなります。
また、こうした空気によるおならはそれほど臭わないのが特徴です。
おならが臭い原因として、最も疑わしいのは「食物の分解のされ方」にあります。
おならの主成分は、食物が腸内細菌によって分解されるときに発生する「ガス」がほとんどだからです。
生ごみなどを長期間放置しておくと、腐敗臭が強くなるのと同じ原理です。つまり、腸内の排せつ物がガスを発生させ、それを排泄した結果がおならです。
おならが臭くなる原因として考えられるのは、食べ物の内容です。
臭いのキツイ食べ物、たとえばニンニクやタマネギ、ニラなどといったものを多く食べるとおならは臭くなります。
ここまで解説してきました通りおならが臭い原因が食べ物だけなら、おならが臭くなりやすい食べ物を避ければ良いだけなのですが、それだけではありません。
実は、腸内環境にも深く関わっています。腸内で悪玉菌が多くなれば腐敗臭が強くなります。
逆に善玉菌が多くなれば、ほとんど臭いのしないおならが出ます。
腸内環境が良い人と悪い人、同じものを食べてもおならの臭さは違ってくるということです。
さらに、悪玉菌は脂肪やたんぱく質が大好きです。
そして、分解された時に「アンモニア」「硫化水素」「インドール」「スカトール」といった刺激臭を持つガスを発生します。
これが強烈なおならの臭い成分になります。
逆に善玉菌は炭水化物を分解します。炭水化物の分解過程ではほとんど刺激ガスは発生しません。
このように臭いおならの原因には、食生活や腸内環境が深く関係しているのです。
おならの臭いを治す10の方法
おならが出るのは健康のしるしです。逆におならが出なくなると腸閉塞などの病気を疑わなくてはなりません。
どんな美女でもイケメンでも1日、最低でも10回以上のおならをするのだそうです。
健康のためには、回数よりもその臭いをなんとかすることが大切です。
それでは、おならの臭いを治す10の方法を具体的に紹介していきます。
適度な運動を心がける
適度な運動をすることで、腸に適度な刺激が加わります。
腸にたまりがちな腸内ガスがスムーズに排出されるようになるので、長時間ガスがたまることがなく臭いもほとんどなくなります。
便秘の解消にも有効です。
規則的な排便を心がける
毎朝、朝食を食べた後に必ずトイレに行くように心がけましょう。
排便は一種の反射運動です。習慣によって規則的な排便ができるようになります。
そのためには、規則正しい生活が大切です。
規則正しい排便、腸内環境を良くするために、以下の記事も参考にしてみて下さい。
ストレスを解消する
ストレスは交感神経を優位にするため、自律神経を乱すことになります。
ストレスは胃をはじめとする消化器官の調子に直結するもので、第二の脳などといわれるほどです。
ストレスで便秘になったり、下痢になったりすることがよくありますが、おならの臭いも自律神経によってきつくなることがあります。
よく噛んで食べる
よく噛むことで、おならの原因になる空気を胃腸に取り込まなくできます。
さらによくかむことで消化をよくして、胃腸の負担を軽減します。
そのため、胃腸が活発に働いて便通がよくなり悪玉菌の増殖を防ぐことができます。
お酒を控える
アルコールは、肝臓で分解されるときに腸内の水分を吸収します。
そのため脱水症状となり腸内の便から水分を奪うことになります。
すると、便は腸内をスムーズに移動できなくなり便秘の原因になります。
便秘は臭いの元である悪玉菌を増やして臭いガスの発生を活発化させます。
お腹をマッサージする
お腹のガスはできるだけ早く出すことが大切です。
長くお腹に滞留しているとそのぶん腐敗臭が強まってしまいます。
そのためお腹をマッサージすることで腸が活発に動き出し、ガスをスムーズに排出してくれます。
寝る前3時間は食べない
寝る前に小腹が空いたからといって夜食を食べてしまうと胃腸に食べ物が残ったまま寝てしまうことになります。
悪玉菌はこうした未消化のものが大好きです。悪玉菌は大繁殖するので臭いおならの原因になります。
臭いのきつい食べ物は避ける
食べたものは、そのままおならの原料になると考えていいでしょう。
胃腸で消化されるものも100%ではありません。
さらに、刺激の強い食べ物によって便臭も臭くなります。
にんにくなどの臭いものをたべると体臭にも影響があるのと同じように、おならにもその臭いが残ることがあります。
肉ではなく魚中心にする
おならの臭いは腸内環境に深く関係しています。
悪玉菌はタンパク質が大好きで、そのタンパク質の代表が肉です。
肉食中心の生活をしていると悪玉菌が腸の中で大量発生して臭いおならが出ます。
同じタンパク質なら、肉よりも魚、そして、畑の肉といわれる大豆を中心とした食生活に改善していきましょう。
便秘を解消する
そもそも便秘は、腸内環境が悪化したことで起こる症状です。
当然ながらそのような状態が続くと腸内には臭いガスが蓄積されます。
悪玉菌が優位になっている可能性が高く、悪玉菌によって消化された物質からさまざまな有害ガスが発生し、おならとして排泄されます。
おならが臭い方で便秘に心当たりがあるという方は、まずは、便秘を解消させる事が臭いおならを治す第一歩といえます。
便秘解消に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
おならの臭いを抑える5つの食べ物
おならを臭くする食べ物があれば、消臭作用のある食べ物もあります。
このような食べ物を積極的に摂って、臭いおならを退治しましょう。
おならの臭いを抑える効果があるという事は、腸内環境を整えたり、便通を良くしたりと、お腹にとって嬉しい効果が他にも沢山あります。
それでは、ここからは、おならの臭いを抑える5つの食べ物を具体的に紹介していきます。
緑茶
カテキンには消臭機能があります。カテキンはポリフェノールの一種です。
カテキンは胃酸で分解されずに腸まで届くので、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。
食事のたびに緑茶を飲むようにすれば、臭いのきついものを食べても、おならは臭くなるのを抑えてくれます。
ヨーグルト
おならの臭いの原因になるのは腸内の悪玉菌です。その悪玉菌を駆逐するのが善玉菌。
善玉菌の代表ともいえる乳酸菌はヨーグルトをはじめとする発酵食品に多く含まれています。
ヨーグルトは比較的簡単に摂取しやすいので、できるだけ毎日食べるようにしましょう。
豆類
豆類は食物繊維が多いのでおならの数は増やすことになります。
しかし、臭いはほとんど発生しません。
炭水化物が分解されるときに発生しますが、臭いの元である二酸化炭素やメタンガスなどは含まれていません。
むしろ、善玉菌のエサとなり腸内環境をよくしてくれます。
モリンガ
モリンガは、食物繊維のほかにもアミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、デトックス効果が期待できる植物です。
とくにデトックス効果が特徴的で、排便をスムーズにし、まるで腸内洗浄をしたようなデトックス効果が期待できます。
サプリメントで摂取してみましょう。
コーヒー
コーヒーというと胃腸によくいというイメージがありますが、コーヒー豆に含まれるマンノオリゴ糖にはビフィズス菌のエサとなり善玉菌の増殖効果があります。
インスタントコーヒーでもこの効果があるので、おならの臭いが気になる人はコーヒーを1日2杯程度飲んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おならの臭いひとつでも今の自分の体調がわかります。
「最近おならが臭いな」と感じたら、腸内環境が悪くなっているのかもしれません。
ここまで当ページでは、おならの臭いを治す対策として以下の10の方法を紹介してきました。
- 適度な運動を心がける
- 規則的な排便を心がける
- ストレスを解消する
- よくかんで食べる
- お酒を控える
- お腹をマッサージする
- 寝る前3時間は食べない
- 臭いのきつい食べ物は避ける
- 肉ではなく魚中心にする
日本人の癌死亡率トップは「大腸がん」です。
食生活が魚中心から肉中心に変わって、腸内環境が悪くなったことが原因だといわれています。
当ページで解説して参りました方法は、おならの臭いを治すという事だけでなく、大腸がんをはじめたとした消化器系のがん予防にも繋がりますので、是非、日々の生活習慣に取り入れてみて下さい。



