よく「人の目を見て話をしましょう」と言われます。
目は感情の鏡のようなものですから、人と会話する時にはほとんどの人が相手の目を見ながらということが多いのではないでしょうか。
そのため目元は「最も人から見られているパーツ」といってもいい部分です。
最近目元にしわが多くなったと感じていませんか?
スキンケアとアイケアは違うという事をご存知ですか?
努力次第で目元のしわを消すことをご存知ですか?
目元のしわは、日常生活で誰もが実践できる、ちょっとしたアイケア対策を取り入れるだけで、改善させて、限りなく目立たなくする事ができるのです。
当ページでは気になる目元のしわを改善する対策方法10個を具体的に厳選して紹介しています。
目元のしわに悩まされている女性は特に、参考にしてください。
目元のしわの原因
目元のしわの原因は大きく分けて3つあります。「加齢」「乾燥」「外的ダメージ」です。
加齢というのは、すべての人に起こります。細胞の老化や新陳代謝の低下によって、肌のハリや弾力が失われていくため、風船がしぼむようにしてしわが増えていきます。
次に乾燥です。目元にしわができやすい理由は、目の周りには汗腺や皮脂腺がないため、乾燥しやすくなっています。
乾燥によって皮膚がよれてしまい、元に戻らなくなってしまうことが度重なって目元に小じわができ、徐々に深いシワへと変化していきます。
最後に外的ダメージです。最も深刻なのは紫外線によるダメージです。
目元の肌は他の肌に比べて非常に薄くなっています。たとえば頬の皮膚の厚さと比べると3分の1程度しかありません。
そのため、紫外線がすぐに真皮まで到達してしまい、活性酸素を生み出します。
この活性酸素はハリの土台となるヒアルロン酸などを破壊しますから、目元の皮膚細胞が緩み、しわへと移行していきます。
目元のしわ改善する対策方法10選
目元のしわの原因がお分かりいただけましたでしょうか。
いくつかある原因を排除しつつ、目元のしわの予防や消し方、改善する対策方法10選について具体的に紹介していきます。
乾燥を防ぐ
目元だけにかかわらず、しわの原因は乾燥によるものが大きくかかわっています。
特に目元は皮膚が薄くデリケートな部分ですから、細胞内の水分が蒸発しやすくすぐに乾燥してしまいます。
こうした目元の乾燥を防ぐため、通常のスキンケアにプラスして目元専用のクリームなどを使ってみましょう。
肌乾燥に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
紫外線を浴びないようにする
紫外線は外に出ている時だけではありません。室内にいても、窓やカーテンを通して肌に侵入してきます。
特に目元の皮膚は薄いので、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいます。
「今日は外に出ない」というときでも、薄めのファンデーションをつけたり、日焼け止めを塗ったりして対策しましょう。
外出時にサングラスをかけるのも効果的です。
紫外線対策に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
肌に優しい洗顔料を使う
メイクなどがよく落ちる洗顔料は、合成界面活性剤を使っていることが多く、この成分が肌の奥の真皮に侵入することで、しわの原因を作ります。
特に硫酸ナトリウムなどイオン系の成分が含まれている場合は注意が必要です。
普段使っている洗顔料の成分表示にもう一度目を通してみましょう。
普段から表情に気をつける
目元のしわを改善するためには、普段の顔の表情にも気を遣いましょう。
知らず知らずのうちに「しかめ面」していませんか。
しかめ面をして観察するとよくわかりますが、目の周りにたくさんのしわが刻まれることになります。
この表情を常にしていると「しわ癖」がついて元に戻らなくなってしまいます。
アルコールの飲み過ぎ
アルコールを飲み過ぎると脱水症状を起こします。そのため体が水分を異状に欲します。
その結果、体の中に水分をためこみ過ぎて、むくみを起こします。お酒を飲み過ぎた朝、顔がむくんでしまうのはこうした理由からです。
この顔のむくみは皮膚が引っ張られていることですから、元に戻る時にしわになりやすくなります。お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
洗顔方法に気をつける
メイク落としのなかで、特につけまつげやマスカラ、アイシャドーを落とす時、ゴシゴシと擦っていませんか。
皮膚を擦るという行為は、しわの原因になります。できるだけ泡を乗せていくような感じで優しく洗顔しましょう。
アイメイクに気をつける
目は非常に相手に印象付けるパーツですから、ついついメイクにも力が入ってしまいます。
しかし、毎日長いつけまつげをつけたり、プチアイなどの二重瞼テープをつけたりしていると、どうしてもまぶたや目の下の筋肉が疲れてきます。
そうなると、しわの原因となるので、あまり負担にならないメイクや休みの日にはノーメイクを心がけましょう。
目に負担をかけずに二重にする方法に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
>>二重まぶたにする方法7選!自然なパッチリ二重への究極の近道
マッサージを続けてみる
目元のしわが目立ち始めたなと思ったら、マッサージをしてみましょう。
小じわが大きなしわにならないように、普段のスキンケアにマッサージを加えることで予防できます。
目元専用の美容液なども取り入れて、目の周りの血行を良くしてあげましょう。
ツボを刺激してみる
しわの原因は血行の悪さにもあります。
そんな時にはツボを軽く刺激してあげましょう。
目のしわに効果のあるツボはいくつかありますがおすすめは「魚腰(ぎょよう)」というツボです。
眉間の真ん中にあります。目をつぶってこのツボを押さえながら、眉毛を押し上げる感じにするとまぶたが持ち上がってきます。
ゆっくり持ち上げてそのまま5秒間ぐらいキープし、またゆっくりと戻してやります。これを5回ほど繰り返します。
ホッとタオルを使ってみる
長時間のパソコン作業などで目が疲れたり、目の疲れからくる肩こりなどに効果があるのがホットタオルです。
血行を良くして目の疲れを取ってくれるだけでなく、目元の保湿にもなるためしわ対策には効果があります。
仕事場では休憩の時に市販の「ほっとアイマスク」などを使えば、気分もリフレッシュできます。
スマホやi-phoneから出る光と目元のしわ
今やスマホやi-phoneは常に身近にあって、生活に欠かせないものとなってしまいました。
歩きスマホなどの弊害も出てきましたが、美容面でも悪影響は出ています。
目元に影響を及ぼすものとして「ブルーライト」があります。
このライトはスマホやi-phoneをはじめパソコンのディスプレイから発せられる光で、長時間目に当て続けていると睡眠障害を起こします。
寝る直前までスマホやi-phoneを見ていると、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなったり、朝スッキリ起きられないなどの障害が出てきます。
睡眠がうまくとれないということは皮膚の老化に直結するもの。
さらに、目を酷使しているので、目の周りの筋肉が疲れてしまい、目の周りの血流が悪くなって肌に栄養が届かなくなることでしわが増えていきます。
ブルーライトから目を守ることに関しては、以下の記事も参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特にお金をかけてエステに通わなくても、普段のスキンケアにちょっとひと手間かけたり、悪い習慣を見直すだけで目元のしわを改善することがお分かりいただけたでしょうか。
当ページではここまで、目元しわの改善のポイントとして、以下の10の方法を解説してきました。
・乾燥を防ぐ
・紫外線を浴びないようにする
・肌に優しい洗顔料を使う
・普段から表情に気をつける
・アルコールの飲み過ぎ
・洗顔方法に気をつける
・アイメイクに気をつける
・マッサージを続けてみる
・ツボを刺激してみる
・ホッとタオルを使ってみる
目元のしわをなくすだけでも、見た目の年齢がグンと低くなります。
まだ小じわの段階では、努力によってしわを消すこともできます。これらのことを参考にして目元のアンチエイジングにチャレンジしてみてください。
当ページを読まれた方は以下の記事も読んでいます。こちらの記事も併せてお役立て下さい。