
恋人として付き合っているのに、なぜか距離を置かれてしまう。どうやら、二股、三股をかけられているようだ…
それは、もしかすると相手が回避依存症という精神的疾患を持っている可能性があります。
以下のような悩みや疑問に心当たりありませんか?
恋人のガードが高くて、気持が通じ合わないと感じていませんか?
自分は特別な存在。だからパートナーに何を要求しても許されると思っていませんか?
ふられて傷つくのが怖いから、一途になれなくて、二股交際が多くありませんか?
お付き合いをしている相手に対して、しっかりと向き合う事ができれば回避依存症を克服することはできます。
当ページでは、回避依存症を克服する10の方法について詳しくご紹介しています。
付き合っている人との距離感が、どうしても縮まらないと悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。
回避依存症の原因
回避依存症というのは端的に言ってしまうと「深い人間関係を構築することをわざと回避している人」のことです。
こうした人の特徴としては、表面的にはとても自信にあふれていて、社交的です。しかし、本質的には、とても寂しがり屋で、さらに不安を抱えています。
「特定の人と親密になることで、自分がいつか捨てられるのではないか」「自分をさらけ出すことで、相手に嫌われてしまうのではないか」「自分は常に完璧であるべき。たとえ恋人であっても、その弱点は見られたくない」
このような心理状況が病的にまで高まってくると、回避依存症になります。その行動的特徴として、大きく2つに分かれます。
ひとつめは、自分のテリトリーを守るため、パートナーがどんどん踏み込んでくると、それが煩わしくなって、あるいは不安になって別れを選んでしまいます。
ふたつめは、一人のパートナーに決めることなく、乱脈な関係を持ちます。あくまでも「自分を好きでいてくれる人」「必要としてくれる人」でなければ、安心できないのです。
そのため、特定のパートナーとのお付き合いは不安で、もし不具合が発生した時に、常に代替を用意しておくというものです。
回避性依存症というのは、自己愛の極端な表現方法です。他者との関係を断つことで自分を守ろうとしています。
これは、DV、モラルハラスメント、自己愛性人格障害、ワーカーホリック、アルコール依存症、ギャンブル依存症など、さまざまな依存症への警鐘といっていいでしょう。
「自分大好き」「傷つく前にガードを張り巡らせておく」「深みにはまりたくない」「いつも逃げ道を考えておく」このような人は、回避依存症の危険因子を持っているのかもしれません。
回避依存症を克服する10の方法
回避依存症が最も顕著に現れるのが「恋人関係」です。どういうわけか「回避依存症」の人と「恋愛依存症」の人は惹かれ合う関係にあります。
「追いかけるから離れる」「離れるから追いかける」そんな繰り返しの毎日に疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。
それでは、回避依存症を克服する10の方法を具体的に紹介していきます。
自信を持つ
回避性依存症の多くの人が、自分が傷つかないように、周りから垣根をどんどん高くしている状態です。
それは、自分に自信がないということにつながります。自信を持つためには、自分磨きを積極的にすることが大切です。
いろいろなことにチャレンジして、自分の知らなかった自分を見つけ、それを自信につなげることで、相手への依存度も少なくなります。
自覚する
まずは、自分が回避性依存症であることを自覚することから始まります。恋人とすぐに別れてしまう。嫌なことがあると、そこからすぐに逃げてしまう。
問題を正面から解決しようとしない。誰かのせいにする。このようなことがあれば、回避性依存症であることをしっかりと自覚して、それを克服していくことです。
考えすぎない
考え方の「クセ」を治すことです。人間関係において、お互いに思いやりを持つことは大切です。
しかし、そこに相手の気持ちを深読みしすぎたり、飛躍した結論を持ち出したりすると、結果的に誤った判断をしてしまいます。考えすぎずに、自然体でいるようにしましょう。
マイナス思考を改善する
常に悪い方に、悪い方にと考えるマイナス思考のクセがつくと、それから解放されることは難しくなります。
マイナス思考のスパイラルに陥ってしまうからです。まずは「どうせ自分なんて」「どうせ幸せになれない」「きっと,こんな自分を恋人は嫌いになるに違いない」といった考えを改めましょう。できるだけ、プラス思考を心がけて、気持をハッピーに持っていくことです。
相手の立場になる
自分が大好きなのが回避依存症です。しかし、ここで相手の気持ちになってみましょう。
好きな人に心を開けないという態度は、もし自分ならどうですか?つらくありませんか?好きな人のことを思うなら、自分がされて嫌なことはできるだけしないことです。
レッテルを張らない
まずは自分の価値観を押し付けないことです。たとえば一般常識の中で「結婚していないヤツはダメ」など、初めからレッテルを貼ることで、自分自身にも同じようなレッテルを張ってしまいます。
そのなかでも「ダメ人間」「敗北者」などといったネガティブなレッテルを張らないようにしましょう。
すべき思考はなくす
「~すべき」「~すべきでない」といった思考にとらわれていると、もしそれができなかったときにマイナス思考に陥ってしまいます。
それが自信を失わせて、さらにできなかった自分を追い詰め、イライラしたり、怒りの感情を生んだりすることになります。
結論を飛躍しない
根拠もないのに悲観的な結論を出してしまっていると、回避性依存症になってしまいます。
まず、自分に沸き起こった不安や不信といった感情を払拭するために、本当のことを知りましょう。意外と自分の思っていたことは妄想で、真実は全く別のところにあったということもよくあることです。
先読みの誤りをしない
今ある事柄から逃げようとすると、必ず事態は確実に悪くなると予想してしまいます。先がよくなると考えれば、決してマイナス思考にはなりません。
常に、起こりうる事態が悪くなると先読みしてしまうと、モチベーションも下がってしまいます。
カウンセリングを受ける
回避性依存症の原因は、育ってきた環境に大きく左右されます。たとえば、親が極端な過保護の場合や反抗期がなく、アダルトチルドレンのまま成長してしまった場合などがあります。
カウンセリングでは、そうした深層心理などを探っていき、なぜ依存症になってしまったのか、そしてその原因を突き止めて、回復を促します。
回避依存症のパートナーと対応の仕方5選
もし、あなたが回避依存症のパートナーを持ってしまったら。回避性依存症に罹っている本人よりも、客観的に分析できるのかもしれません。
本人がこの依存症に気づいていない場合、パートナーとしての役割はとても大きなものになります。
それでは、回避依存症のパートナーと対応の仕方5選を具体的に紹介していきます。
ハッキリ指摘する
ほとんどの場合、回避依存症の人は、自分がそんな依存症になっているとは考えません。自分が大好きな人間ですから、自分から気づくことなどありえないのです。
しかし、近しい人から、あるいは信頼している人から、自分が回避性依存症ではないかというヒントをもらうことで、自分自身を考え直すきっかけになるのではないでしょうか。
複数の人の意見を聞く
精神的なことは、とてもわかりにくいことです。二人きりでいるときにはわからなかったことが、第三者を交えることであぶり出されることもあります。
いつも二人きりでいるのではなく、ある種の不安を覚えたら、友達を交えた交流を積極的に行いましょう。そのなかで、パートナーのことを客観的に見てくれる人が出てくるかもしれません。
今が幸せか考える
回避性依存症の人は、浮気を繰り返します。これは自分の中の不安の現れですが、パートナーとしては絶対に許せるものではありません。
ここで相手の弱さを理解して寄り添うことが幸せなのか、つらい状況から離れたほうが幸せなのかを考えましょう。その決断ができれば、自ずと結論は出るはずです。
距離を徐々に縮める努力をする
回避依存症の人に対しては、その根本の精神的要因を理解する必要があります。そのためには、一気にスキンシップや距離を縮めることは危険です。
強引に縮めることで、パートナーは、さらに距離を置いてしまう可能性があるからです。あせらす、どこにその原因があるのか、パートナーの幼少期のことなどにヒントが隠されていることもあります。
別れる
悲しいことですが、回避性依存症をいくら治そうと頑張っても、相手が協力的でなかったり、そもそも自分が回避性依存症などでないと主張したりした場合、現状を改善することは無理です。
大好きな彼であっても、将来を考えるならスッパリと別れてしまったほうが、あなた自身の将来にとって、良い選択になるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
回避性依存症という言葉を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。依存症の一種ですが、深刻になるとDVやモラハラになって、離婚に至ることも少なくありません。
ここまで当ページでは、以下のような回避依存症を克服する方法をご紹介してきました。
- 自信を持つ
- 自覚する
- 考えすぎない
- マイナス思考を改善する
- 相手の立場になる
- レッテルを張らない
- すべき思考はなくす
- 結論を飛躍しない
- 先読みの誤りをしない
- カウンセリングを受ける
さらに、回避依存症のパートナーと対応の仕方も以下のようにご紹介してきました
- ハッキリ指摘する
- 複数の人の意見を聞く
- 今が幸せか考える
- 距離を徐々に縮める努力をする
- 別れる
自分が回避依存症なのか、あるいはパートナーが回避依存症なのかを見極めるのは、とても難しいことです。
ましてや恋愛依存症の場合には、お互いに惹きつけあるという習性があります。
「何かおかしい」「パートナーといても、いつも不安が残る」そんな時には、精神的に問題があるのかもしれません。
「恋は盲目」といいますが、将来のことを考えるなら、改めて冷静に自分のこと、パートナーのことを一度冷静的にみることも大切です。



