
めまいがしたり、吐き気がしたりする病気の中にメニエール病があります。
人口10万人当たり15~18人ほどが発症するといわれていますが、実際はもっと多いともいわれています。
メニエール病ってどんな病気なの?
メニエール病に効果的な治療法は?
メニエール病に効果のある薬は?
芸能人やスポーツ選手にも多いのがこの「メニエール病」なのです。
そんなメニエール病ですが、しっかりとした治療法を理解しておくことで、メニエール病の対処をすることができます。
そこで、当ページでは、メニエール病の治療に役効果的な10の方法についてご紹介しています。メニエール病に苦しんでいるという方はぜひ、参考にしてください。
メニエール病とは
メニエール病は決して珍しい病気ではありません。芸能界でも多くの人がこの病気と闘っています。
たとえば、元ピンクレディーのケイこと増田恵子さんや久保田利伸さんもツアー中にメニエール病を発症してコンサートを中止しています。
また、日ハムの栗山監督もこの病気で現役引退を余儀なくされました。
メニエール病の原因は、内耳のリンパが何らかの理由で増えてしまい、水ぶくれの状態になってしまうことです。
その要因になるのが、「ストレス」「睡眠不足」「疲労」「気圧の変化」「几帳面な性格」です。
めまいが起こると「もしかしてメニエール病?」と思うかもしれません。しかし、メニエール病には厳密な診断基準があります。
「難聴症状をともない、めまいの発作を繰り返すこと」です。
メニエール病とよく似た別の病気もあるので、心配なようであれば、耳鼻科で検査をしてもらいましょう。
メニエール病の治療に効果的な10の方法
メニエール病は女性に多く、発症年齢は30代~40代前半です。
その特徴としては、やせ形で、神経質な人に多く発症し、精神的なストレス、肉体的な疲労がたまることもきっかけになっています。
それでは、ここからはメニエール病の治療に効果的な10の方法を具体的に紹介していきます。
十分な睡眠をとる
睡眠不足はめまいの発作が起きる誘因のひとつです。夜更かしや徹夜などが続かないように注意しましょう。
また、心配事などがあって精神的に眠れないなどの症状がある場合、病院で睡眠薬を処方してもらうといいでしょう。
塩分を摂り過ぎない
メニエール病の原因は、内耳リンパの水ぶくれです。そのため、塩分の摂り過ぎによって体にむくみが起こると、内耳にも影響を及ぼします。水分と塩分を制限する必要があります。
疲れすぎない
発作のないときには、普通の人と変わらず仕事もできますが、疲労がたまってくると発作が起こります。
メニエール病にかかる人は、まじめな人が多いので、仕事も手を抜くことができません。
そのため、人一倍無理をしてしまう傾向があります。上手に休みをとることが大切です。
適度な運動をする
メニエール病は、体内に水分がたまることです。適度な運動をして、汗をかくことで新陳代謝がよくなって、体内の水分を排出することができます。
ストレスをためない
メニエール病はストレス病のひとつとも考えられています。できるだけストレスをためない生活をして、自分なりの上手なストレス解消法を身につけるようにしましょう。
禁煙する
タバコを吸うと、血管を収縮させ、血液の循環を悪くし、めまいを起こしやすくしてしまいます。
できれば禁煙を、あるいは、禁煙することでストレスがたまるようであれば、本数を減らすようにしましょう。
長時間の入浴は避ける
メニエール病は、急激な温度差が誘因となることもあります。一番風呂よりも、浴室が温まっている二番風呂の方がいいでしょう。
光の刺激を最小限にする
光が目から入って、脳を刺激し、めまいの症状を悪化させることがあります。めまいが起きたら、暗い部屋で目を閉じて安静にしましょう。
横になって、頭はできるだけ動かさない
めまいが始まったら、横になって安静にすることです。できるだけ頭は動かさずに、耳鳴りのする方の耳を上に向けると症状が和らぎます。
動くものは見ない
動くものを見ると、症状がひどくなることがあります。とくに電車やバスなどに乗ったときに、スマホでゲームをしたりするのは避けましょう。
メニエール病に効果的な薬5選
メニエール病の直接的な原因は、内耳のむくみです。そのむくみを誘発しているのが、体内の水分過多、そしてストレスや過労です。これらに働きかける薬を服用することで治療に結びつけます。
それでは、メニエール病に効果的な薬5選を具体的に紹介していきます。
内耳リンパのむくみ軽減する薬
メニエール病の原因となる内耳リンパのむくみを軽減するために「利尿薬」を使って、体内の余分な水分を体の外に排出します。
また「血流改善薬」で血流やリンパ液の流れをよくすることも効果的です。
末梢神経障害を改善する薬
内耳のリンパがむくむことで起きる末梢神経障害がメニエール病です。その末梢神経障害を改善するために「ビタミンB12製剤」が効果的です。
自律神経症状を抑える薬
メニエール病は、ストレスによって起こることが多い病気です。「自律神経調整薬」は興奮状態にある神経を鎮静化して、めまいを改善する効果があります。
吐き気を抑える薬
メニエール病で辛いのは、めまいよりも吐き気だといいます。
症状が強くなると、嘔吐や吐き気をもよおすことが多くなります。このようなときには「制吐薬」を使います。
漢方薬
体質を変えることが漢方薬の得意とするところです。
効果がある漢方薬としては「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メニエール病は、ストレスや疲労、生活習慣といったさまざまな要因が重なり合って発症するものです。
そのため、薬を使っても、それは対症法であり根本治療にならないため、再発することも多くやっかいな病気です。難病指定にもなっています。
ここまで当ページでは、以下のメニエール病に効果的な10の方法をご紹介してきました。
- 十分な睡眠をとる
- 塩分を摂り過ぎない
- 疲れすぎない
- 適度な運動をする
- ストレスをためない
- 禁煙する
- 長時間の入浴は避ける
- 光の刺激を最小限にする
- 横になって、頭はできるだけ動かさない
- 動くものは見ない
さらに、メニエール病に効果のある薬も以下のようにご紹介しました。
- 内耳リンパのむくみ軽減する薬
- 末梢神経障害を改善する薬
- 自律神経症状を抑える薬
- 吐き気を抑える薬
- 漢方薬
メニエール病は、精神的なストレスによる影響がとても大きいのが特徴です。
何ごとにも一生懸命になるまじめな人に発症することが多いので、少し自分を甘やかせて「まあ、いいか」と思うことも時には大切ですね。



