
秋から冬にかけて空気が乾燥する季節になると、喉も乾燥します。
喉の乾燥は、細菌やウイルスを体の中に入れてしまうことにもなります。
乾燥がひどくなっていくこの時期、朝起きると喉が痛いと感じませんか?
喉が乾燥して、イガイガしたり、咳が出たりしませんか?
風邪の引き初めに喉が痛くなりませんか?
実は、喉の乾燥はちょっとした工夫一つで確実に防ぐことができてしまうのです。もちろん、インフルエンザイや風邪の予防にも繋がります。
そこで、当ページでは、喉の乾燥対策で効果的な10の方法について詳しくご紹介しています。
なぜ喉が痛くなるのか、そして、すぐできる対策法などをまとめてみました。
風邪が流行りだす乾燥時期に、喉の乾燥が気になるという方はぜひ、参考にしてください。
喉が乾燥してしまう原因
喉の乾燥は、空気が乾燥する秋から冬にかけて起こることが多いのですが、それらの季節以外にも気を付けなくてはなりません。
オフィスでは、夏になるとエアコンがフル稼働します。家でも、熱帯夜が続けば、エアコンや扇風機を付けたりするため、湿度が高い季節であっても、体が冷やされて乾燥が進みやすくなります。
このように、喉の乾燥と周りの環境は非常に関係の深いものですが、温度や湿度にかかわらず習慣や病気、クセなどでも喉の乾燥は起こりやすくなります。
たとえば、口呼吸の習慣を持つ人は、喉の乾燥を常に招いてしまいます。
知らず知らずのうちに、口をポカンと開けて、テレビなどを見ていませんか?
さらに、起きているときは、鼻呼吸をしていても、いびきをかく人は、寝ている間に口呼吸していることが多いものです。
朝起きて、喉がイガイガするという人は、寝ている間にいびきをかいているのかもしれません。
また、花粉の季節になると鼻がつまって、どうしても口で呼吸するようになります。そうなると、湿度が高くても喉の乾燥は進みます。
さらに、水分不足が原因で喉の乾燥が進むこともあります。年を取ると、喉の渇きにも鈍感になる傾向が強くなります。
喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分をとる習慣をつけることで、喉の乾燥を防ぎ、熱中症予防にもなります。
喉の乾燥対策で効果的な10の方法
喉の乾燥は、喉の不快感だけではありません。例えば、風邪の初期症状で最も多いのが喉の痛みです。
喉の粘膜が乾燥してしまうことで、外部からの細菌やウイルスが体の中に入り込みやすくなって、喉に炎症を起こし、さらに体内で増殖して、発熱、鼻水、倦怠感を引き起こします。
喉は、こうした細菌やウイルスを体内に入れないための最大の「関所」の役割でもあるのです。
それでは、喉の乾燥対策で効果的な10の方法を具体的に紹介していきます。
濡たバスタオルを寝室に干す
乾燥した部屋対策には、濡れたバスタオルを干しておくと効果があります。表面積の大きな濡れたバスタオルを干しておくだけで、部屋の湿度は最大60%上昇することが実験で分かっています。洗濯ものを干しておいてもいいでしょう。
マスクをする
外でも家の中でも、喉の乾燥が気になるときにはマスクをすると楽になります。
睡眠中でもマスクは有効ですが、鼻までアスクで覆ってしまうと、途中で苦しくなってしまうので、鼻を出した状態でマスクを使うのがコツになります。
コップにお湯を入れて枕元に置く
夜寝るときに喉の乾燥が気になる人は、寝るときにコップにお湯を張って、枕元に置いておくだけでも違ってきます。
眠りを誘うようなラベンダーなどのアロマを1滴垂らしておくといいでしょう。
加湿器を利用する
現代の住宅、とくにマンションなどの集合住宅は、密閉性が高いため、乾燥しやすくなっています。
加湿器などを使って、室内の湿度を50~60%に保つようにしておきましょう。そのためには、湿度を自動でコントロールしてくれる加湿器が便利です。
湿度を上げ過ぎると、結露やカビが発生する危険性があるので、時々は空気の入れ替えをするようにしましょう。
霧吹きで加湿する
加湿器がない場合には、霧吹きで乾燥した部屋に直截加湿してしまうという方法もあります。霧吹きの中に、アロマオイルなどを1~2滴ほど垂らしておけば、部屋の消臭にもなりますし、香りでリラックス効果も生まれます。
温かい飲み物を飲む
体内の水分不足による喉の渇きは、やはりこまめに水分を取ることです。
ただし、冷たい飲み物よりも、常温、あるいは温かい飲み物の方が喉にやさしく、乾燥を防ぐことになります。いっぺんに飲むのではなく、こまめに水分補給することが大切です。
観葉植物を置く
観葉植物は、天然の加湿器です。部屋の中に観葉植物を置いておくだけで、喉を乾燥から守ります。
観葉植物は、できるだけ葉の大きいものを選ぶようにしましょう。そして、枯らさないようにこまめに水を与えるようにしましょう。
うがいをする
外から帰ってきたら必ずうがいをするように心がけましょう。外出中に喉の奥に入り込んだウイルスや細菌を洗い流すことができます。
さらに乾燥した喉に潤いを与えます。殺菌作用を利用するなら、単なる水でうがいするよりも、緑茶でうがいをすると効果的です。
ガムをかむ
外の空気が乾燥しがちになると、通常の唾液の量では喉を乾燥から守り切れません。そこで、唾液を出すためにガムを噛みましょう。
唾液が大量に出続ければ、喉の乾燥も防ぐことができます。また、ガムなら仕事をしながら、あるいは電車やバスで移動しているときにも、いつでもどこでも手軽にかむことができます。
タバコやお酒は控える
まず、タバコに含まれるニコチンやタールが喉を刺激して、乾燥状態にします。さらに粘膜を守るビタミンCがタバコの一酸化炭素によって破壊されるので、一層乾燥しやすくなります。
また、お酒は、利尿作用があるため、脱水症状を起こします。体の水分が失われることで、喉にも乾燥症状が現れやすくなります。
喉に少しでも違和感を感じるようであれば、タバコやお酒は控えるようにしましょう。
なかなか治らない喉の痛みから疑われる5つの病気
喉の痛みを感じるとき。それは体からのSOSサインです。喉は、粘膜に覆われて細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割をしています。
その関門が炎症を起こしているということは、体内への浸食が始まっているということを意味します。
喉が痛いだけと軽く考えていると、次第にリンパ腺が腫れたり、熱が出たりして症状が悪化してしまいます。
単なる喉の痛みで終わらず、これから始まる病気の前兆かもしれません。
それでは、なかなか治らない喉の痛みから疑われる5つの病気を具体的に紹介していきます。
咽頭カンジダ症
カンジダ菌は、常在菌として人の体にあるものです。通常は、人の持つ免疫力のおかげで悪さはしませんが、疲れたりすると喉などに異常繁殖します。
初期症状は、喉に鈍い痛みや乾燥した感じがする程度ですが、症状が進行すると、強い痛みや出血が起こり、唾液を飲み込むのも辛くなります。
急性扁桃炎
一般的に「扁桃腺が腫れる」状態です。医学的には「口蓋扁桃」に生じる急性の炎症のことで、喉の痛みのほかに、発熱、体のだるさ、寒気、首のリンパ節が腫れたりします。
咽頭炎
上気道の咽頭に炎症を起こす病気です。急性と慢性があります。風邪の時に喉が痛くなる場合には急性ですが、喫煙、飲酒、逆流性食道炎、大気汚染が原因で発症するのが慢性咽頭炎です。
食事や飲み物を飲み込んだりするときに、喉がヒリヒリしたり、熱や咳、痰などの症状があらわれます。
手足口病
小さな子供が保育園や幼稚園で集団感染する病気です。手のひら、足の裏、そして口の中などに水泡性の発疹が現れます。喉の奥にも発疹が見られることも多く、発熱することもあります。ウイルスによる感染ですが、特効薬や予防接種は今のところ確立されていません。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスは、飛沫感染などによって、喉や鼻からインフルエンザウイルスが体内に入り込んで、短時間に爆発的に増殖することで起こります。
一気に熱が上がることもありますが、初期症状としては、何となく喉がいがらっぽい、痛みがあるといった自覚症状から始まることが多くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
喉の乾燥は、体の免疫力を衰えさせ、細菌やウイルスが体内に入り込みやすくしてしまいます。風邪やインフルエンザが冬場に猛威を振るうのも、単に寒いからではなく 、喉が乾燥するからです。
ここまで当ページでは、以下のような喉の乾燥対策で効果的な方法をご紹介してきました。
- 濡れタオルを寝室に干す
- マスクをする
- コップにお湯を入れて枕元に置く
- 加湿器を利用する
- 霧吹きで加湿する
- 温かい飲み物を飲む
- 観葉植物を置く
- うがいをする
- ガムをかむ
- タバコやお酒は控える
また、単に喉の痛みだと思って放置していたら、実は病気にかかっていたということも多くあります。喉の痛みには、以下のような病気が疑われます。
- 咽頭カンジダ症
- 急性扁桃炎
- 咽頭炎
- 手足口病
- インフルエンザ
喉が乾燥する原因には、さまざまなものが考えられます。
部屋の湿度を上げるなどの工夫をしても、まだ喉の乾燥が改善されない場合など、鼻詰まりなどを起こす疾患があるのかもしれません。
根本的な治療を行うことが大切です。また、口呼吸をしている人は、鼻呼吸をするように、訓練することも必要です。風邪予防は、まず喉の乾燥を防ぐことからです。



