熱帯夜が続き、寝不足状態。
そしてお盆休みには、家族そろっての帰省や海・山へのレジャー。
そんな時に襲うのが「夏バテ」という夏の天敵です。
猛暑が続く日々の中で、何だか食欲が落ちてきたと感じていませんか?
体がだるくて本調子になれないと思っている方も居るのではないでしょうか?
家族のために夏バテ解消料理のレシピを探しの方は居ませんか?
夏バテは、気温の変化に体がついていけない証拠。
会社ではずっとエアコンの中にいて、お盆休み中は、炎天下でレジャーを楽しんでいると後になって、体が悲鳴を上げるのです。
夏バテで一番症状が出やすいのが食欲の低下いです。
暑いから、食欲がないからと、いつも冷たいものを食べたり飲んだりしていると胃腸も弱ってきてしまいます。
そうならないため、夏バテを吹っ飛ばしてくれる食欲をそそるような、食事を心がけたいものです。
当ページでは、夏バテ解消する食事レシピ10選を紹介しています。
猛暑が続く中で、夏バテに悩まされている方や熱中症対策の方法をお探しの方は、ぜひ、参考にしてください。
2015年の猛暑の傾向と対策
総務省消防庁の発表によると2015年7月13日~7月19日の一週間における熱中症搬送人数がなんと6,165人もありました。前回週の3190人と比べると倍近い増加です。
また今年の熱中症による搬送人数は、消防庁が今年カウントを始めた4月27日以降、1万5,895人に達しています。
これはあくまでも緊急搬送された人の人数で、病院に運ばれるほど重症ではないにしろ、軽度から中度まで熱中症にかかった人は、この数の数十倍はあると考えられます。
テレビでは毎日のように熱中症に対する警告を訴えているにもかかわらず、熱中症にかかる人が年々増加している理由としては、熱帯夜が多くなったことと高齢者の増加があげられます。
高齢によって体温調整がうまくいかなくなってしまうと、寝ていても「暑い」と感じることが鈍くなってしまいます。
すると、エアコンや扇風機を入れることなく、一晩を過ごすことになり、体に熱がこもってしまい熱中症になるケースが多くなります。
熱中症対策としては、起きている時だけでなく寝ている時の対策も重要です。
寝る前にコップ1杯の水を飲んでから寝る、寝室の温度管理はこまめにする、熱帯夜にはエアコンや扇風機を使うなど気をつけるようにしましょう。
電気代がかかると節約のためにエアコンを入れない高齢者の方も多くいますが、自分の命には代えられません。
エアコンが嫌いな高齢者もいるのでその場合は、アイスノンなど頭の下に入れておくと、熱帯夜でも寝やすいですし、熱中症予防にもなります。
夏バテ解消する食事レシピ10選
夏バテになってしまうとどうしても食欲が落ちてしまいます。
脂っこいものが食べられなくなったり、冷たいものばかり食べることになり、結局は胃腸が冷えてさらに夏バテを悪化させてしまいます。
そうした負のスパイラルに陥らないためにも夏バテ解消する食事を心がけましょう。それでは、夏バテ解消する食事レシピ10選を紹介していきます。
夏のスタミナ・焼肉丼
出典:クックパッド
<作り方>
①フライパンに油を敷いて、牛肉の色が変わるまで炒めます。次に玉ねぎ・しめじを加え、しんなりするまで炒めます。
②①に焼き肉のたれと豆板醤を入れて軽く炒めます。
③丼にお好みで千切りキャベツをのせ、その上に②をのせます。最後にネギをトッピングして完成です。
きゅうりのスタミナ漬け
出典:楽天レシピ
<作り方>
①きゅうりに塩小さじ1弱を振りかけて板ずりし、水気が出るまでしばらくおいておきます。
②キュウリをさっと洗い、めん棒など硬いもので叩いて割り、食べやすい大きさにしたら水けをふきとります。
③◎の調味料を合わせ調味液をつくっておきます。
④ビニール袋に②と調味液の半分を入れて、よくもみこんで冷蔵庫で冷やします。
⑤味が染み出てきたら水気を切って捨て、残りの調味液とゴマを混ぜて完成です。
ズッキーニ・トマトのイタリアンそうめん
出典:楽天レシピ
<材 料(2人分)>
・ズッキーニ 1本
・トマト 1個
・タマネギ1個
・ツナ缶 1缶
・ニンニクのみじん切り 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・コンソメ 小さじ1
・塩こしょう 少々
・乾燥バジル 小さじ1
・そうめん 200g
<作り方>
①ズッキーニ・タマネギ・トマトは食べやすいように小さめにカットします。
②フライパンにオリーブオイルをひいて、にんにくを炒めて香りを出します。
ズッキーニ・タマネギを入れて炒め、しんなりしてきたらコンソメ・バジル・塩こしょうで味付けします。
③最後にツナとトマトを加えて全体に味がなじんだら具の出来上がり。
④そうめんを茹でて、水で洗い、水分を切った麺を器に盛り付け、具をのせたら完成です。
豚レバーのオイスターソース炒め
出典:AJINOMOTO
<材 料(2人分)>
・豚レバー 150g
・A酒 大さじ1/2
・A酒 大さじ1/2
・もやし 1/2袋
・ニラ 1/2束
・片栗粉 適量
・ゴマ油 大さじ3/4
・Bオイスターソース 大さじ1/2
・Bしょうゆ 大さじ1/4
・Bおろしにんにく 少々
・Bこしょう少々
<作り方>
①豚レバーはひと口大に切り。Aで下味をつけます。
②モヤシはひげ根を取り、ニラは4~5㎝の長さに切ります。
③①の下味をつけた豚レバーの汁気をふきとり、片栗粉をまぶします。
フライパンにごま油大さじ1/2を熱してレバーを入れ、こんがりと炒めて火を通し、いったん取り出します。
④③のフライパンに残りのゴマ油を熱し②のもやし、ニラを炒めます。
しんなりしたら③のレバーを戻し入れ、Bを加えて手早くからめます。
オクラのクルミ和え
出典:クックパッド
<材 料>
・おくら 1袋
・くるみ 大さじ2
・麺つゆ(ストレート)大さじ1
<作り方>
①オクラは塩でもんで産毛を取り除き、サッとゆでて小口切りにします。
②クルミを袋に入れてめん棒などでたたいて、粗めにつぶします。
③①と②を麺つゆで混ぜて完成です。
ベトナム風ゴーヤと卵の炒めもの
出典:allabout
<材 料>
・ゴーヤ 1本
・卵 2個
・ニンニク 1片(みじん切り)
・鶏ガラスープ 大さじ2
・ヌックマム(ナンプラーでも可) 大さじ1
・きび砂糖 大さじ1/2
・塩 少々
・ブラックペッパー 少々
・グレープシード油(サラダ油でも可) 大さじ2
<作り方>
①ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタをしっかりと取ります。3㎜幅に切り、塩を加えた熱湯で軽く茹でます。
卵は空気をふくらませるようにかきまぜておきます。
②フライパンにグレープシードオイル、ニンニクを入れて弱火にかけます。
③香りが出たら、ゴーヤを入れて炒めます。中火にしてから、鶏ガラスープ、マックマム、きび砂糖、ブラックペッパーを加えて炒めます。
ゴーヤに味が絡んだら、卵を加え、ヘラで上下を返すようにひっくり返してふんわりと仕上げ、器に盛ります。
ニラと納豆の山芋鉄板焼き
出典:クックパッド
<材 料(2人分)>
・山芋 10㌢幅位
・キャベツ 1/4玉
・玉子 1個
・ニラ 適量
・納豆 1パック
・白だし 大さじ1
・ホワイトソルガム 大さじ2
・ゴマ油 多めに
タレ用
・白だし 適量
・お湯 適量
・マヨネーズ 適量
・鰹節 適量
・一味唐辛子 適量
<作り方>
①山芋は皮をむいてすりおろしておきます。キャベツは千切り、ニラは5㎝幅に切ります。
②①の材料と卵と納豆、ホワイトソルガム大さじ2、白だし大さじ1をボールに入れてよくかき混ぜます。
③フライパンを熱し、多めのゴマ油をひき、②を流し込みます。フタをして5~20分蒸し焼きにし、ひっくり返してさらに5分くらい焼きます。
④お皿に移して、白だしを好みの濃さに薄め、まんべんなくかけます。その上にマヨネーズ、鰹節。一味唐辛子をかけて完成です。
食べるスタミナ味噌汁
出典:クックパッド
<材 料(2~4人分)>
・水 汁椀で作りたい人数分
・わかめ 好きなだけ
・ニラ 好きなだけ
・もやし 好きなだけ
・たまご 1?2個
・味噌 適量
・コショウ 少々
・醤油 小さじ1程度
・ほんだし 適量
・味の素 適量
<作り方>
①鍋に人数分の水を入れたら、わかめとほんだしを入れて軽く温めます。この間にニラを切って、たまごをといておきます。
②沸騰寸前にもやしとニラを入れ、こしょうと味のもとを入れます。こしょうを入れることでもやしの臭みを消すことができます。
③沸騰させないようにしながら煮込んで、火を止めて味噌をときます。
④弱火にして沸騰させないように注意して、かくし味の醤油を入れます。そのあとに卵を流し入れてかきたま汁のようにして完成です。
宮崎郷土料理「冷や汁」
出典:クックパッド
<材料(5人分)>
・だし汁(いりこ) 水500ml,いりこ10g
・木綿豆腐 一丁
・玉ねぎ 1/4本
・きゅうり 1本
・大葉 2枚
・味噌 大さじ3
・煎りゴマ 少々
<作り方>
①いりこの頭を取って鍋に水といりこをいれて、中火で静かに火を入れます。沸騰したら5分間煮たててダシをとります。
②沸騰寸前にもやしとニラを入れ、こしょうと味のもとを入れます。こしょうを入れることでもやしの臭みを消すことができます。
③きゅうりは輪切りにして塩もみしておきます。玉ねぎはみじん切りにして水にさらして、大場は細かく刻んでおきます。
きゅうりがしんなりしてきたら、洗って水けを絞ります。
④豆腐はゆでて水で冷やし、手でもみほぐしておきます。ゴマをフライパンで軽く煎って、すり鉢ですりつぶします。
⑤すりつぶしたゴマに味噌を混ぜ、だし汁でゆっくりといでいきます。そこにきゅうり、玉ねぎ、大葉、豆腐を入れます。
⑥冷蔵庫でよく冷やしたら完成です。ご飯にかけて食べます。
トンテキ
出典:AJINOMOTO
<材料(2人分)>
・豚ロース肉(厚切り) 2枚(300g)
・にんにく 1片
・塩 少々
・こしょう 少々
・Aウスターソース 大さじ1
・Aしょうゆ 小さじ1
・Aトマトケチャップ 大さじ1
・A砂糖 小さじ1
・A味の素 5ふり
・サラダ油 小さじ1
・キャベツ・せん切り 適量
<作り方>
①豚肉はスジ切をしておきます。塩・こしょうをふって、にんにくは薄切りにしておきます。
②フライパンに油を入れ、ニンニクを入れて香りを出し、豚肉を両面に焼き色がつくまで中火で2分ほど焼きます。
途中にんにくがきつね色になったら取り出しておきましょう。
③合わせたAの調味料を加えて1分ほど煮詰めてから豚肉を取り出します。
④豚肉に切り込みを入れてさらに盛りつけ、ソースとニンニクのチップをかけ、キャベツを添えます。
食欲が出ない場合の夏バテ対策
食欲が出ない場合の夏バテ、熱中症対策としては、起きている時だけでなく寝ている時の対策も重要です。
寝る前にコップ1杯の水を飲んでから寝る、寝室の温度管理はこまめにする、熱帯夜にはエアコンや扇風機を使うなど気をつけるようにしましょう。
電気代がかかると節約のためにエアコンを入れない高齢者の方も多くいますが、自分の命には代えられません。
エアコンが嫌いな高齢者もいるのでその場合は、アイスノンなど頭の下に入れておくと、熱帯夜でも寝やすいですし、熱中症予防にもなります。
まずは上記で解説した生活リズムに身体を慣らしていき、食欲が多少わいくれば良いのですが、湧いてこない場合でも、徐々に食べるようにして、体調が良かった時と同じレベルまで食欲を戻す必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで当ページで解説してきました夏バテ対策レシピを見ただけでも食欲がわいてきませんか?
食欲が出そうな調理方法やスパイスの使い方、さっぱり感がありながら栄養価は十分で夏バテが歌詞法できる下記のようなレシピをご紹介しました。
・夏のスタミナ・焼肉丼
・きゅうりのスタミナ漬け
・ズッキーニ・トマトのイタリアンそうめん
・豚レバーのオイスターソース炒め
・オクラのクルミ和え
・ベトナム風ゴーヤと卵の炒めもの
・ニラと納豆の山芋鉄板焼き
・食べるスタミナ味噌汁
・宮崎郷土料理「冷や汁」
・トンテキ
家族の健康を気遣う主婦にとっても夏バテ解消のお料理は大切です。
何となく元気のないご主人や子供たちに、ついつい箸が進んでしまうお料理を食べさせてあげましょう。