毎年、空気が乾燥する時期に流行り出すインフルエンザ…感染力も高いので怖いですね?
予防接種をうっているのにインフルエンザにかかってしまった経験ありませんか?
小さなお子さんや、高齢者の方はインフルエンザ感染がきっかけで命を落とす可能性すらある事…ご存知でしたか?
インフルエンザに効果的な予防法を1つでも多く知って実践したいと思っている方もいるのではないでしょうか?
上記のような悩みや、インフルエンザの感染に対して恐怖心する抱いている方のために、当ページでは、インフルエンザに効果絶大の予防方法を紹介しています。
読んで頂ければ今年は必ず、インフルエンザ感染を予防できますので是非、参考にして下さい。
2015年のインフルエンザの傾向
2014年10月上旬のニュースの報道でも話題いなりましたが、インフルエンザは5年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」の流行が10月の段階で始まりつつあり、大阪府の此花区では 10~12 歳に小規模の流行が、なんと9月中旬から下旬にかけてあったのです。
最近のニュースでは、東京都内で11月にインフルエンザで学級閉鎖が起きたようですから、
インフルエンザの猛威は時間の問題かもしれません。
発症する1日前から発症後5~7日頃までは、周辺の方にうつってしまう可能性がありますので、特に発症してから、最初の3日間は要注意です。
それに、インフルエンザは高熱が出て、とてもつらい病気ではありますが、
実は、こじらせてしまった後に新たな症状が出ることです。
実は、脳炎や肺炎といった合併症を起こす事が一番怖いのです。
重症化を防ぐためにも、特に基礎疾患のある方や高齢の方には、早めの接種をオススメします。
また、受験を控えている学生に対して、2回の予防接種を勧めている学校もあるようです。
それでは気になる今年の流行する症状について見ていきましょう。
よくあるインフルエンザの症状の(H1N1) A型ですが、その症状の特徴は、高熱、咳、
頭痛全身の倦怠感、下痢や嘔吐等の消化器症状が起きる傾向があります。
特に、消化器の異常な症状が見られるケースがあるのが特徴です。
さらに、もう1つのA型で予測されているのが、(H3N2)A香港型です。
その症状が(H1N1)より、さらに重症していくウィルスのタイプです。
A香港型はニュースで皆さんも、お聞きになることが多いかと思います。
特に高齢者の方は重症化しやすく、肺炎も併発される方も多いので細心の注意が必要です。
インフルエンザB型は、微熱や鼻水、下痢等の消化器症状が特徴ですが、A型とB型の差違は熱の高さと、呼吸器と消化器とどちらの症状が強いかで、見分けることができます。
B型では、軽い発熱が続きやすくて、酷い風邪と勘違いされる場合がありますが、A型もB型も、感染力は驚異です。
インフルエンザの蔓延時期に少しでも体調に変化を感じた場合は、早めに病院で検査してもらうことをおすすめします。
インフルエンザに効果絶大の予防方法
インフルエンザは感染力が強い事はたしかですが、日常生活の中で取り入れられる予防法を実践していれば蔓延がピークに達する時期でも防ぐことができます。
それでは、どのような具体的にどのような事が、インフルエンザの予防に効果的であり、感染を防げるのか…方法や食べ物に関して解説致します。
インフルエンザ予防に劇的な効果のある大根
大根は、そもそも昔から風邪予防にいいと言われていますが、風邪に効果あるのはインフルエンザにも通ずるものがあります。
いまだに、風邪の民間療法として根づいているのが大根なのです。
大根の辛味成分アリル化合物には、炎症を鎮めて、せきを止め、さらに殺菌効果があります。
また、大根には、天然の消化剤といわれる酵素のジアスターゼ、アミラーゼも豊富です。
疲れた胃腸の働きを助長し、食欲不振も改善します。
さらに、大根おろしに酢醤油をかけると、酢のもつ殺菌力によって、より強い効果が期待できます。
もちろん、細菌性の腹痛が発症した際にも効果抜群です。
インフルエンザ流行時期には必要不可欠な水分補給
インフルエンザに限らず感染症で熱を出すと、消化器系が異常をきたし、下痢をともなうことも多く、その際にからだから水分が失われていきます。
唇が乾き、尿意がなくなっていき、さらに脱水症状が進んでいけば、口の中も乾燥し、食欲もなくなり、めまいや頭痛を起こすので水分補給が大事です。
特に、汗や下痢から失われる水はイオンが含まれています。
要は、水分の補給とともに塩分の補給も大事なのです。
水は小腸から吸収され、少しでも早く胃から小腸へ移り、また吸収されやすく水を摂取することが大切です。
最近では、ポカリスエットなどのイオン飲料が注射により脱水の治療が医療の世界でも実証されています。
体を芯から暖める生姜の活用
生姜そのものも効果ありますが、一番は生姜湯です。
風邪の引きはじめに、きざんだ生姜にネギを加えて、それを煎じた生姜湯は効果があります。
そもそも生姜は、かなり体を温め、血液の循環をよくします。
生姜湯と睡眠の作用で低下していた自然治癒力も回復し、少々の風邪なら一晩で治ってしまうので、まさにインフルエンザの予防に繋がります。
免疫力を高めるヨーグルト
ヨーグルトがインフルエンザに効果があると言われる理由は、ウィルスが体の中にあるときにそれに立ち向かう免疫がないことで、ウィルスに勝てずに浸食される状態を防ぐ事ができるからです。
そもそも予防接種は、病気を治すことが目的ではなく、ウィルスに勝つ免疫をつけていくことなのです。
免疫が強くなれば、感染症にもなりにくい体を中から作っていき、自然と病気にかかりにくくなるのです。
ところで、自然免疫の代表格であるリンパ球の一種のNK細胞という細胞を皆さんはご存じでしょうか?
実は、このNK細胞の活性力が低い人が、風邪や感染症になりやすく、治癒しづらいのです。
ヨーグルトを食べることで、このNK細胞を活性させて治癒力が高まるという研究結果が出ています。
東洋医学でも認められている長ネギ
長ネギがインフルエンザに効果的なのは、そもそも風邪の初期症状によく効くとされているからです。
長ネギの白い部分は、東洋医学では、葱白(ソウハク)と言われていて、初期の風邪にはよく用いられてきました。
ネギの匂い成分のネギオールに、血液の流れをよくして、体をぽかぽかにし、発汗作用を促進し、熱を下げていく効用があります。
鼻づまり、痰(たん)をとりのぞき、風邪できつくなった食欲をどんどんあげていく効果のあるまさに自然の恵みなのです。
もし、インフルエンザに感染してしまったかな…と思ったら
インフルエンザの対策の一番のオススメは、皆さんもご存じのマスクと手洗いです。
この言葉だけなら、「インフルエンザ」だからこうしなくてはというルールがあるわけではありません。
要は、感染症の対策が重要なのです。
インフルエンザの感染対策は、マスクを着用し、こまめな手洗い、湿度を約60%くらいに保ち、体調を万全にするという至ってシンプルで古典的です。
通常の感染対策だけでも効果があるのです。
さらに、ワクチン接種をしておけば、より感染予防ができますし、もしかかってしまっても病状よしては、軽度で済みます。
インフルエンザ予防の1歩は、風邪と同じで、衛星的な生活を心掛ける事です。
インフルエンザをはじめとする風邪予防のために以下の記事も参考にしてみて下さい。
インフルエンザの特効薬
感染症であるインフルエンザですが、いくら予防していても発症してしまった場合は、どうすればいいのでしょうか。
もちろん、医療機関に受診するのは当たり前ですが、国内では、抗インフルエンザウイルス薬を摂取してもらうのですが、その代表格が、「タミフル」(薬品名は、「オセルタミビル」)や、「リレンザ」(薬品名は「ザミナビル」)、「イナビル」(薬品名は「ラニナミビル」)の3つが主になります。
ある研究発表によれば、「タミフル」や「リレンザ」は、1日に2回内服、もしくは吸入をし、のべ5日間の治療期間が必要です。
また、「イナビル」は気道に直接作用する吸入薬で、単回投与で治療が完結します。
平均解熱時間は、A型インフルエンザウイルスでは、26.4時間(「タミフル」は27.3時間、「リレンザ」は28.8時間)
B型インフルエンザウイルスでは39.1時間(「タミフル」は40.2時間、「リレンザ」は36.6時間)
※
なお、上記の時間は、迅速診断で判定したウィルス亜型別の各種抗インフルエンザ薬の平均解熱時間を言います。
また、「タミフル」に関して、因果関係は不明でありますが、10歳以上の未成年患者が服用後に異常行動を起こし、転落などの事故に至った例がよくニュースになっていますが、そのためこの年代の患者に対しては、原則として「タミフル」の使用を注視しているそうです。
一方「イナビル」は、小児を対象とした臨床試験や市販後に実施したアンケ-ト調査で、5歳以上が適切に吸入できると示されてはいますが、基本吸入できるなら年齢制限はないそうです。
従って、医療機関においては個々の症状で対応をしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インフルエンザが流行る時期が近づくと毎年、「今年も予防接種受けなきゃ」
「どんな型が流行るのかな?今年は・・・」なんていう会話があっちこっちから聞こえてきますね。
それに伴い、インターネットの○○hooや○○○○○知恵袋などのネットニュースなどで、すぐに話題になりますから、情報が錯綜するケースも覆いですね。
良し悪し関係無く、飛び交う情報に惑わされるのではなく、まずは当ページで紹介しているインフルエンザ予防対策を心がけて下さい。
当ページで解説してきましたインフルエンザに効果絶大の方法を以下にまとめておきます。
・大根をおろすなどしてできるだけ生の状態で活用する
・水分補給は頻繁に取り入れるようにする
・生姜は風邪予防だけでなく、インフルエンザ予防にも効果大
・日常的にヨーグルトを食べる事で免疫力を向上
・長ネギは今も昔も感染力の強い風邪対策として効果あり
毎年、寒さが急に訪れる時期に、寒さと同時にインフルエンザは流行ってきます。
早めの予防こそが、インフルエンザ等の感染症を防止する最善の方法です。